Nischarin発現細胞からのエキソソームは乳癌細胞の運動性と腫瘍増殖を減少させることが発見された。薬剤とNischarin発現エキソソームの併用で、優れた乳癌治療の可能性。

2019
2月 5
(火)
15:10
臨床医学のライフサイエンスニュース

Nischarin発現細胞からのエキソソームは乳癌細胞の運動性と腫瘍増殖を減少させることが発見された。薬剤とNischarin発現エキソソームの併用で、優れた乳癌治療の可能性。

米国ルイジアナ州立大学公衆衛生学(LSU Health)のSuresh K Alahari博士は、乳癌細胞の遊走や動きの制御など、さまざまな生物学的プロセスに関与する新規タンパク質、Nischarinを発見した。 彼の研究室は、Nischarinが腫瘍抑制因子として機能することを示した。この研究はより良い癌治療につながるかもしれない。
現在の研究で研究チームはエキソソーム放出におけるNischarinの機能を調べた。 エキソソームは、タンパク質を含むナノサイズの小胞であり、生理学的および病理学的プロセスの両方に関与する遺伝的および他の物質を含む。
腫瘍由来のエキソソームは、腫瘍の進行および癌の転移に関与する細胞間コミュニケーションのための様々なシグナル伝達メッセンジャーを含む。 腫瘍エキソソームは、腫瘍の微小環境内の様々な種類の細胞の相互作用に影響を及ぼし、腫瘍の発生、進行、および転移を制御する。 原発腫瘍はエキソソームを放出し、それが転移性癌細胞の播種および増殖を増強する。
この新しい論文は、2019年1月11日にCancer Researchに掲載され「Nischarin発現細胞由来のエキソソームは乳癌細胞の運動性と腫瘍増殖を減少させる(Exosomes from Nischarin-Expressing Cells Reduce Breast Cancer Cell Motility and Tumor Growth)」と題されている。

 

続きを読む
ここから先は会員限定のコンテンツです
  •      


この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
このエントリーをはてなブックマークに追加

閲覧(1008)

バーチャル展示会:おすすめバイオ研究支援ツール



    コンスタントに高収量のライブラリーおよびシーケンス結果を得られます! 高精度の次世代シーケンシングデータを得るためには高品質なDNAライブラリーの調製が不可欠です。Enzymatics社では室温で安定な次世代シーケンサー向けライブラリー調製キットを開発しました。 SPARK DNA Sample Prep Kitには、凍結乾燥され各反応用に分けられたマスターミックスが含まれており、断片化した二重鎖DNAから次世代シーケンシング用にアダプターをライゲーションしたDNAライブラリーを調製します。もっと読む



サイト運営者

バイオアソシエイツ株式会社

バイオアソシエイツ株式会社
東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー 3F
BioAssociates.co.jp

What We Do

ライフサイエンス事業向け
マーケティングサービスを提供しています


  • マーケティングリサーチ
  • コンサルティング
  • 外部連携支援
  • 科学顧問
  • マーコム