2018
10月
23日
(火)
13:00

英国のエクセター大学の科学者たちは、身体の特定の部位に薬物を運ぶことによって疾患の治療に革命を起こす可能性のある、精子細胞を模倣した小型の磁気スイミング装置を作製した。長さが1ミリメートルのこの小型デバイスは、磁気ヘッドとフレキシブルテールで構成されており、磁場によって活性化されると特定の位置に「泳ぐ」ことができる。
デバイスと磁気制御機構を設計したエクセター大学の研究者は、マイクロ流体チャネルや複雑な液体などのさまざまな環境でのデバイスの挙動を予測できる数学モデルを作成した。研究者らは、この装置を使用して身体の特定の領域に薬物を送達することができ、潜在的に治療時間および成功を大幅に改善すると考えている。科学者たちはまた、デバイスが非常に狭いチャネルを通って液体を移動させることに焦点を当てた、より広い分野のマイクロ流体に革命を起こす可能性があるとも考えている。
チームの研究は現在、顕微プロトタイプを実施することに重点を置いており、研究者は赤血球のサイズに匹敵するスイマーを既に成功裏に実証している。この研究は最近、「流体物理学ジャーナル」に掲載された。
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