循環血中腫瘍DNAによる液体生検は肺がんのEGFR遺伝子変異発見に有用

欧州肺癌会議(ELCC 2015)において、国際研究チームが、「肺がん患者の血流に乗って循環するがんDNA (ctDNA)は、医師にとってはがん組織採取が難しい場合にも、重要な突然変異情報を提供し、最大限の治療が可能になる」との研究を発表した。会議において、その研究を発表したドイツのLung Clinic GrosshansdorfのDepartment of Thoracic Oncologyに勤めるDr. Martin Reckは、「この研究結果は、特定のがん細胞突然変異を標的にするがん治療法の有効性に光を当てている」と述べている。
おすすめの記事