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ドイツで開発された高品質の組換えサイトカイン試薬です。
骨再生研究等にご利用いただけます。CHO細胞で発現させたBMPと同等の比活性を有します。
長年にわたりサイトカインや成長因子の構造・機能解析に従事してきた、Wuerzburg大学バイオセンター・生理化学第2部門教授 Prof. Walter Sebaldらによって設立されたバイオベンチャー「Osteogenetics GmbH社」と技術提携することにより高品質なサイトカインを低価格でご提供しています。
BMPは細胞の増殖・表現系の維持・分化を決定するシグナル伝達タンパク質です。Osteogenetics GmbH社のBMPは大腸菌で高発現させ、活性を維持させたまま高品質で抽出されており、純水に可溶です。特にBMP-2の比活性は、CHO細胞で発現させたものとほぼ同じであるという結果が得られています。(下記 Applications参照)
他社BMP-2(CHO細胞)との比較
Osteogenetics GmbH社製BMP-2(E.coli)と他社のBMP-2(CHO細胞)を培地に添加しC2C12細胞のALP活性を測定した。この結果から、比活性がほぼ同じであることが確認された。さらにBMP-2(E.coli)はヘパリンに対する感受性も示し、ヘパリンを加えることによって相加的にALP活性が促進されたことが認められた。
データご提供: 埼玉医科大学 ゲノム医学研究センター 病態生理部門 片桐 岳信 先生
【条件】
細胞株:C2C12
培養方法:下記の4つの条件でそれぞれ3日間培養
解析方法:ALP活性の測定