産業的に重要なテーダ松の膨大なゲノムのシーケンシング完成し、Fusiform Rust病耐性遺伝子候補発見
サイエンス出版部 発行書籍
2014年3月4日付Genome Biologyのオープン・アクセス論文に掲載された研究論文で、U.S. Forest Service Southern Research Station (SRS) の研究グループがテーダ松 (Pinus taeda) のゲノムのシーケンシング、アセンブリ、アノテーションを報告している。アメリカ合衆国の林業にとってテーダ松はパルプ原料、製材用の最大樹種であり、南部諸州にとっても国全体にとっても経済的に重要な位置を占めている。 University of California, Davisの植物学教授、Dr. David Nealeが、このテーダ松ゲノム・プロジェクトを指導した。SRS Southern Institute for Forest Genetics (SIFG) プロジェクトのリーダーを務めた遺伝学研究者のDr. C. Dana Nelsonは、「テーダ松のゲノムは22ギガ塩基配列の大きさがあり、ヒト・ゲノムの約8倍の規模になるため、このプロジェクトも膨大な作業になった。研究グループがテーダ松をプロジェクトに取り上げたのは、この樹種が経済的に重要であることと、60年にわたるテーダ松育種と品種改良のために何百万本もの苗を管理してきた実績から得られた豊富な知識の蓄積が背景にある」と述べている。 プロジェクトの一環として、研究グループは、南部州のテーダ松に感染するFusiform Rust病と呼ばれる病気に対する耐性を持った遺伝子候補を突き止めた。SIFGの生物学技術者、Katherine Smithは、University of Florida (UF), School of Forest Resources and Conservationの教授とassociate directorとを兼任するDr. John M. D
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