USP9X遺伝子が脳の発達に重要な役割

2014
7月 30
(水)
17:00
脳科学のライフサイエンスニュース

USP9X遺伝子が脳の発達に重要な役割

オーストラリアのUniversity of Adelaideの研究により、知的障害に関連する遺伝子が脳の発達最初期段階で重要な役割を果たしていることが確認された。University of Adelaideの研究チームは、10年以上をかけてUSP9Xと呼ばれるこの遺伝子の働きを研究してきたが、ようやく最近になってこの遺伝子が脳の発達に特に重要であることが明らかになってきた。同大学のRobinson Research Instituteが中心になって進めている国際的な研究チームは、2014年3月6日付American Journal of Human Geneticsのオンライン版に掲載された研究論文で、USP9Xの突然変異が知的障害をもたらす機序を解き明かしている。この突然変異は世代間で遺伝する可能性があるもので、正常な脳細胞の機能を妨げることが明らかにされている。Brain Awareness Weekの活動で、University of AdelaideのNeurogenetics Research Programの首席共同著者、Dr. Lachlan Jollyが、脳の発達と障害の謎に光を当てている。

 

続きを読む
ログインしてください


    この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    « »

    閲覧(3396)

    おすすめ製品・サービス

    Greenpharma ヒト内在性リガンドライブラリ
    化学的に多様な骨格のヒト内在性リガンドが400化合物含まれたライブラリ  Greenpharmaヒト内在性リガンドライブラリは、オーファン受容体の研究におけるリガンド探索や、新しい疾患代謝経路の解明に有用です。 ドラッグディスカバリーでは強いアフィニティー分子の中からヒットを選ぶので後のオプティマイズや工夫が困難であったり、他社と似通った化合物やターゲットでHTS(High Throughput Screening)を行うのでヒット率の低さが課題となっています。 Greenpharmaヒト内在性リガンドライブラリを用いれば、程良いアフィニティー(10nM - 1μM)で且つ化学的に多様な骨格の、毒性の無いオプティマイズ可能な新規リード分子の探索が可能です。 弊社専門家集団(生物学者、薬理学者、メディシナルケミストら)がバリデートした、無毒性でオプ ...

    おすすめ製品・サービス

    iRepertoire TCR/BCRレパートリー プライマーセット:次世代シーケンサーによる網羅的シーケンス解析
    次世代シーケンシングによる免疫レパートリーの配列決定 次世代シーケンシングは、免疫レパートリーのV領域(またはV(D)J配列)をパラレルに数百万の塩基配列決定を可能にしますが、次世代シーケンサーの多くは配列のread-lengthに限界があります。 そこでiRepertoire社では、様々なread-lengthに対応したヒト・マウス免疫細胞のCDR3領域をカバーするマルチプレックスPCRプライマーセットを供給しています。
    運営会社:バイオアソシエイツ株式会社
      登録ユーザー数
      3060人
      2018年09月20日 現在
      新メンバー
      Yoshihir 2018/9/19
      Koko123 2018/9/18
      ronbarut 2018/9/16
      chiccaco 2018/9/14
      Shimoda 2018/9/14
      tw411015 2018/9/12
      FYU1111 2018/9/11
      ViaVersa 2018/9/10
      4 人のユーザが現在オンラインです。 (4 人のユーザが バイオクイックニュース を参照しています。)
      登録ユーザ: 0 ゲスト: 4
      抗体よもやま話
      質量分析屋のネタ帳
      創薬よ何処へ

       

      クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
      バイオマーケットjpのコンテンツは クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。引用される場合は出典元リンクの記載をお願いします。