ヒト腸内ウィルスの遺伝的変異が進化の元であった

2012
10月 1
(月)
15:40
微生物/ウイルス研究のライフサイエンスニュース

ヒト腸内ウィルスの遺伝的変異が進化の元であった

腸内細菌がヒトの健康や代謝および疾患を調節する上で重要であることが、様々な証拠と共に注目されてきている。しかし、細菌はその役割の一部でしかない。これらの細菌に感染するウィルスもまた、ヒトを形成していくと言っても過言ではない。2012年3月6日付けのPNAS誌に掲載された本研究は、ペンシルベニア大学医学部ペレルマン学校微生物学教授、フレドリック・D・ブッシュマンが主導したものだ。健常者の腸内に存在するウィルスのDNA(virome:ヴィロム)をシーケンシングした本研究では、12人の便から約480億個のDNA塩基、または遺伝子のビルディングブロックが収集された。研究チームはこれらのブロックをパズルピースの様に組み立て、ウィルスゲノムを再現した。個人ごとに数百から数千の異なるウィルスが集められ、それら一つを除いた全てが、研究チームが予想した通りバクテリオファージ(バクテリアだけに感染するウィルス)であった。異なる一つは、1検体のみに観察されたヒト病原体のヒトパピローマウィルスであった。

 

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