遺伝子導入法による鎌状赤血球症の治療が、現実性を帯びてきた

遺伝子導入法による鎌状赤血球症の治療が、現実性を帯びてきた

ワイルコーネル医科大の研究グループが、βサラセミア症と鎌状赤血球貧血とを遺伝子治療するための新規的な方法のデザインを完成させた。更に、治療前に各患者の治療応答を予め予測する診断方法も、このチームは開発しているのだ。2012年3月27日付けのPLoS ONE誌に発表された研究成果によると、重篤な赤血球不全症に関連する疾病に対して、新しい治療戦略を提供するものだ。

 

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Edited by Michael D. O'Neill

Michael D. O'Neill

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