新型コロナウイルスがin vitroで心臓細胞に感染することが最近の研究で判明

2020
7月 22
(水)
14:20
微生物/ウイルス研究のバイオニュース

新型コロナウイルスがin vitroで心臓細胞に感染することが最近の研究で判明

米国のシーダーズ・サイナイ病院による新しい研究で、COVID-19を引き起こすSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)が心臓細胞に感染する可能性があり、COVID-19患者の心臓細胞が直接感染する可能性があることが示された。 2020年6月25日にCell Reports Medicineのオンラインで公開されたこの発見は、iPS細胞技術によって生産された心筋細胞を使用して行われた。
この論文は、「ヒトiPSC由来の心筋細胞はSARS-CoV-2感染の影響を受けやすい(Human iPSC-Derived Cardiomyocytes, Are Susceptible to SARS-CoV-2 Infection.)」と題されている。

多くのCOVID-19患者は心臓の問題を経験するが、その理由は完全に明らかになっていない。 感染に起因する既存の心臓病または炎症および酸素欠乏はすべて関係している。 しかし、これまで、SARS-CoV-2ウイルスが心臓の個々の筋細胞に直接感染するという証拠は限られていた。
「これらの幹細胞由来の心臓細胞が新しいコロナウイルスによる感染に敏感であるだけでなく、ウイルスが心筋細胞内で急速に分裂する可能性があることを明らかにした」と、シーダーズ・サイナイ病院 再生医学研究所でこの研究の筆頭共同著者であるArun Sharma博士は述べた。 「さらに重要なのは、感染した心臓細胞は、72時間の感染後に拍動する能力の変化を示したことだ。」

この研究では、SARS-CoV-2に感染したヒト幹細胞由来の心臓細胞が遺伝子発現プロファイルを変更し、ウイルスを一掃するのを助けるために、生来の細胞防御メカニズムを活性化することを実証した。

 

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