移植幹細胞由来エキソソームは心臓発作からの回復を助ける。移植細胞からの循環エキソソーム解析(液体生検)は医師が回復の程度を把握することを可能にする。

2019
6月 20
(木)
11:00
先端診断のライフサイエンスニュース

移植幹細胞由来エキソソームは心臓発作からの回復を助ける。移植細胞からの循環エキソソーム解析(液体生検)は医師が回復の程度を把握することを可能にする。

心筋の強化や他の疾患を治療する幹細胞療法は、ヒト臨床試験で有望視され始めている。 しかし、臨床成果の観察以外に、標的臓器内の移植細胞の有効性を評価するうえで再現性の欠如や使用期限、非侵襲的なツールの欠如は、幹細胞分野の進歩を遅らせてきた。

メリーランド大学医学部(UMSOM)、ペンシルバニア大学、およびエモリー大学の研究者らは、移植された幹細胞の有効性を追跡するのに血液検査が使用できると理論づけた。 彼らは、移植幹細胞からレシピエントの血液に分泌されるエキソソームと呼ばれる微小な細胞成分を分析した。 研究者らは、2種類のヒト心臓幹細胞を移植し、循環するエキソソームをモニターした後、げっ歯類の心臓発作モデルまたは心筋梗塞モデルで自らの理論を検証した。
この研究者らは、循環するエキソソームが細胞成分を標的の心筋細胞に送達し、心臓の修復をもたらすことを発見した。 彼らの研究成果は、2019年5月22日にScience Translational Medicineにオンラインで発表された。 この論文は「移植された前駆細胞由来の循環エキソソームが虚血性心筋の機能回復を助ける(Circulating Exosomes Derived from Transplanted Progenitor Cells Aid the Functional Recovery of Ischemic Myocardium.)」と題されている。

 

続きを読む
ログインしてください
  •      


この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
このエントリーをはてなブックマークに追加

閲覧(420)

バーチャル展示会:おすすめバイオ研究支援ツール



化合物の分子を可視化するHigh Definitionイメージング 脱離エレクトロスプレーイオン化(DESI)イメージングとは、マトリックス塗布などの前処理の必要がないイオン化技術で、電荷を有するスプレー溶媒によって、試料をイオン化します。 DESI は非破壊的なソフトイオン化であり、単一の組織切片を複数回分析することができます。DESI による測定後の組織切片を再利用して、同一試料を組織染色することやMALDI 質量分析イメージングとのデータ比較を行うことができます。 応用範囲は、薬物代謝研究、がん研究(バイオマーカーの発見など)、法医学分析(指紋分析、不正薬物、乱用薬物など)、化学材料分析(高分子材料表面の添加剤分布解析、金属表面処理試料の評価など)、化粧品分析など多様です。もっと読む
運営会社:バイオアソシエイツ株式会社
  •      

登録ユーザー数
3281人
2019年08月20日 現在
新メンバー
52-24 2019/8/20
みわんこそば 2019/8/20
ttsuji 2019/8/19
mater 2019/8/14
HKSRDC 2019/8/13
kyo03 2019/8/13
Messi 2019/8/9
のん 2019/8/9
メッシ 2019/8/9
Anton Pa 2019/8/8
aiueo 2019/8/6
タムタム 2019/8/5
栄ちゃん 2019/8/3
しの 2019/7/31
よしおか 2019/7/30
28 人のユーザが現在オンラインです。 (19 人のユーザが バイオクイックニュース を参照しています。)
登録ユーザ: 0 ゲスト: 28
抗体よもやま話
質量分析屋のネタ帳
創薬よ何処へ

 

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
バイオマーケットjpのコンテンツは クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。引用される場合は出典元リンクの記載をお願いします。