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Edited by Michael D. O'Neill

Michael D. O'Neill

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HPVワクチンが子宮頸がんの発生率を大幅に減らす

グラクソスミスクライン社のサーバリックスという商品名の二価ヒトパピローマウィルス(HPV)ワクチンは、より深刻な浸潤性子宮頸がん(ICC)の前がん病変に対し、優れた効力を発揮する。特に、性的に活動的になる前の思春期の女子に接種するのが効果的である。また、このワクチンは他にも癌の原因となる4種類のHPV型に対しても、部分的な効果を発揮することが、2011年11月8日付けのThe Lancet Oncology誌に記載された2つの研究結果から分かった。

この4種類のHPV型とHPV16/18は、世界中の子宮頸がんの約85%を占める。「 組織的なワクチン接種プログラムは、性的に活動的になる前の思春期の若者を広範囲でカバーできると考えられます。ですからHPVワクチンは、他の予防接種プログラムと並んで実施されれば、[子宮頸がんの発生率を大幅に減少させる可能性を秘めています。おそらく、スクリーニングプログラムも修正可能になることでしょう。」と、著者の1人であるタンペレ大学(フィンランド)のマッティ・レーチネン博士は説明する。


二価ワクチンは、子宮頸がんの約70%を占めるHPV16型と18型をターゲットにしている。そのため、ワクチンの有効性の研究のほとんどは、子宮頸部上皮内腫瘍グレード2(CIN2)以上の予防に焦点を当てていた。しかし、CIN3は通常CIN2以上に再現性が高く予測可能なエンドポイントであり、しばしばICCに進行する。2009年には、若年成人のがんに対するパピローマ治験(PATRICIA)が、HPV16/18ワクチンの有効性の最大規模の研究として行われた。結果、二価ワクチンが子宮頸部の前がん病変CIN2+に対して高い効力を有することが報告された。この研究では、アジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、および北米14カ国の15〜25歳の健康な女性20,000人に対して、ランダムに二価HPVワクチンまたは対照(A型肝炎)ワクチンの摂取を、登録時、1ヶ月、そして6ヶ月の計3回行なった。

研究チームは、プレ子宮頸がん(CIN3+)、腺がん(AIS)の早期発症、そして他12種類のワクチン対照でない発がん性HPV型に対する効力を調べ、4年後のフォローアップの後に最終的な解析報告を行なった。HPVに感染していない若い女性では、ワクチンはHPV型に関係なくCIN3+の93%に効果的で、AISにおいては100%の予防率が見られた。

また、この女性達の間では、HPV16/18関連のCIN3+は100%予防された。一般の女性では、CIN3+に対する有効性は46%、AISに対する有効性は77%である。
そして、HPV感染履歴に関係なく、HPV16/18関連のCIN3+の予防率は46%であった。「適切な有効性と、予防接種と新スクリーニング法の組み合わせを査定する研究が保証されています。」と著者らは結論付ける。
二つ目の研究では、ワクチンを接種することで他の発ガン性のあるHPV型−31、33、45と51−に対して免疫交差防御効果が得られる事が分かった。この効果は、様々なコホートの女性に見られた。「HPV-33の感染は子宮頸部病変へと進行するリスクが特に高く、また、HPV-45は腺がんにおいて大きな比率を占めています。

私たちの研究結果は、交差防御の効果が子宮頸がんに対し、すでにHPV16/18型に与えている以上の効果をもたらすかもしれないことを示しています。」と、今回の研究の著者でもあるアメリカ、ニューメキシコ大学医療センター病理学科のコセット•ウィーラー博士は結論付ける。

The Lancet Oncology誌のコメント欄に、アメリカ国立がんセンターのマーク・シッフマン博士とショロム・ワコルダー博士の所見が記載されている。「特に性的な経験のない思春期の女性への、HPVワクチン接種率を上げることが、ワクチン接種の取り組みにおいて最も重要だと我々は考えています。また、子宮頸癌の発生率と死亡率が高いエリアでは、スクリーニングなどワクチン以外の選択肢が不十分なため、子宮頸がんの死亡率が90%までにのぼります。我々は、これらのエリアでのワクチン接種率が低い事を懸念しています。現在のワクチンは高額なため、経済的に不利なエリアには届きにくくなっているのです。」と博士らは説明する。

[BioQuick News: HPV Vaccine Shows Potential to Substantially Reduce Incidence of Cervical Cancer ">


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