NIH、細胞外RNAと細胞間情報伝達研究に1,700万ドル目標

2014
9月 24
(水)
17:10
遺伝子研究のライフサイエンスニュース

NIH、細胞外RNAと細胞間情報伝達研究に1,700万ドル目標

2013年8月13日、米国立衛生研究所 (NIH) は、24件の研究プロジェクトに総額1,700万ドルの助成金を交付すると発表した。これらのプロジェクトは、最近発見された、exRNAと呼ばれる細胞外RNAの作用による細胞間情報伝達の仕組みをさらに解明することを目的としており、この助成金交付で研究者はexRNAの基礎的な研究を行い、その成果を疾患の研究、診断、治療に応用する手段や技術を開発することができる。助成金を交付される研究プロジェクトは、この新しい科学分野の可能性を十分に開花させるため、exRNAが役立つ疾患の解明に取り組むことになっている。対象疾患として各種のがん、骨髄疾患、心臓疾患、アルツハイマー病、多発性硬化症などが考えらる。細胞外RNA情報伝達に関する多機関横断型研究プログラムは、NIH Common Fundのサポートで、National Center for Advancing Translational Sciences (NCATS)、National Cancer Institute (NCI)、National Heart, Lung, and Blood Institute (NHLBI)、National Institute on Drug Abuse (NIDA)、National Institute of Neurological Disorders and Stroke (NINDS)などNIHの枠を超えた機関が主導して行われた。NIHのDirector Francis S. Collins, M.D., Ph.D.は、「最近発見された細胞間の情報伝達手段についてさらに研究を進めていく非常に広大な機会が開けている。この科学分野はこれからますます重要になると考えられ、その理解を広げていけば健康や疾患に対する細胞外RNAの役割を決定する助けになり、さらにその謎の解明は、我が国の科学者に様々な疾患の診断と治療に新しい手段を提供することになる可能性がある」と述べている。

 

続きを読む
ログインしてください


    この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    « »

    閲覧(5195)

    おすすめ製品・サービス

    GlycoWorks RapiFluor-MS N型糖鎖解析キット
    糖タンパク質N型糖鎖解析を飛躍的に効率化する革新的新ソリューション誕生! 糖タンパク質N型糖鎖の切り出し~標識~精製をたった3つのステップで30分以内で行うためのキットです。キットには酵素、標識試薬、精製用HILICプレートとバッファー類他96サンプルの処理に必要な主要構成品が含まれています。

    おすすめ製品・サービス

    iKnifeサンプリング機能搭載REIMS研究システム
    食品偽装、微生物学、組織学など、サンプルの素材・差異をダイレクトイオン化精密質量分析で瞬時に判断 iKnifeサンプリング機能搭載REIMS研究システムは高性能飛行時間型(Tof)質量分析計と強力で直感的なソフトウェア、ダイレクトイオン化を組み合わせることで、前処理が不要で迅速かつ容易な分子プロファイリングを可能としました。 この革新的な iKnife はハンドヘルドサンプリング装置で、情報を豊富に含んだ蒸気をサンプルの表面から直接生成します。この蒸気が飛行時間型質量分析計により分析され、数秒で正確な分子プロファイリングが得られます。
    運営会社:バイオアソシエイツ株式会社
      登録ユーザー数
      3095人
      2018年11月17日 現在
      新メンバー
      KYOKO I 2018/11/16
      わしづか 2018/11/13
      タカ 2018/11/13
      M8ODFY 2018/11/8
      kitaguch 2018/11/7
      Osk_BM.J 2018/11/1
      makilua 2018/11/1
      sakasama 2018/10/31
      11 人のユーザが現在オンラインです。 (7 人のユーザが バイオクイックニュース を参照しています。)
      登録ユーザ: 0 ゲスト: 11
      抗体よもやま話
      質量分析屋のネタ帳
      創薬よ何処へ

       

      クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
      バイオマーケットjpのコンテンツは クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。引用される場合は出典元リンクの記載をお願いします。