胚盤胞を模した新構造は、ヒトの初期発生の研究に役立つとUTSWの研究者がNature誌に発表

テキサス大学サウスウエスタン校(UTSW)の研究チームは、哺乳類の受精卵が初期に発生してできる胚盤胞に似た生物学的構造を生成した。研究チームは、研究のために提供された胚から得られたヒト胚性幹細胞と、成人の細胞から生成されたヒト誘導多能性幹細胞(総称してヒト多能性幹細胞と呼ぶ)を用いて、この研究を行った。この研究成果は、2021年3月17日にNature誌のオンライン版に掲載され、ヒトの初期発生、妊娠損失、および発達障害の研究に新たな方法を提供する可能性がある。
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