韓国のPanacell Biotech社がロングCOVID患者に対するNK細胞、エクソソーム、褐色脂肪由来幹細胞の毒性試験実施へ

韓国のPanacell Biotech社がロングCOVID患者に対するNK細胞、エクソソーム、褐色脂肪由来幹細胞の毒性試験実施へ

2022年8月10日、Panacell Biotech株式会社は、ナチュラルキラー(NK)細胞、エクソソーム、褐色脂肪由来幹細胞が、ロングCOVID状態、またはCOVID-19後の状態、および末期症状の患者の治療に有効であると発表した。Panacell Biotech社は、脂肪由来幹細胞(ADSC)を用いた先進的な再生医療細胞治療を専門とする韓国の研究機関だ。同社は2022年8月10日に、これらの細胞やエキソソームの毒性試験を、臨床試験や実験動物を通じて近々実施すると発表している。

現在、韓国では、COVID-19から回復した患者の血漿を他の患者に投与する血漿療法のガイドラインが定められている。COVID-19の治療薬としては、すでにPaxlovidなどが存在するが、明確な治療効果はまだ確認されていない。

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Edited by Michael D. O'Neill

Michael D. O'Neill

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