クリミア・コンゴ出血熱ウイルスの侵入メカニズムを解明

クリミア・コンゴ出血熱ウイルスの侵入メカニズムを解明

カロリンスカ研究所(Karolinska Institutet)とJLP Healthなどの共同研究により、ダニ媒介のクリミア・コンゴ出血熱ウイルス(CCHFウイルス)がどのようにして人の細胞に侵入するかが明らかになりました。この研究成果は2024年3月28日にNature Microbiology誌に発表され、致死的な病気に対する治療薬の開発に向けた重要な一歩となります。論文タイトルは「Crimean–Congo Haemorrhagic Fever Virus Uses LDLR to Bind and Enter Host Cells(クリミア・コンゴ出血熱ウイルスはLDLRを利用して宿主細胞に結合・侵入する)」です。

クリミア・コンゴ出血熱ウイルスとは

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Edited by Michael D. O'Neill

Michael D. O'Neill

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