低温で寿命が延びるのは、代謝率の低下による受動的な反応性酸素種(ROS)の減少によるものではなく、遺伝子によって能動的に制御されていることが新研究で証明された

2018
12月 20
(木)
11:00
遺伝子研究のライフサイエンスニュース

低温で寿命が延びるのは、代謝率の低下による受動的な反応性酸素種(ROS)の減少によるものではなく、遺伝子によって能動的に制御されていることが新研究で証明された

なぜ私たちは年を取るのか? 何世紀にも渡り研究されているが(そしてアンチエイジングは巨大な産業でもあるが)、年齢とともに細胞や臓器が劣化する要因はまだほとんど解っていない。

一つ知られているファクターは温度である:多くの動物種は、より高い温度よりも低い温度でより長く生きる。シカゴ大学の関連組織であるマサチューセッツ州ウッズホールの海洋生物学研究所(MBL)の助教授であるKristin Gribble博士(写真)は、「毎日冷たいシャワーを浴びると、寿命を延ばすことができると強く信じている人々がいる」と述べている。しかし、Gribble博士の新研究では、単にサーモスタットを下げるだけではないことを示している。 むしろ、温度が寿命に影響を及ぼす度合いは、個体の遺伝子に依存する。

Experimental Gerontology(114:99-106; 2018)に掲載されたこの新しい研究論文は、「寿命延長と老化の併発性変化は、低温に対応した加齢の能動的調節を示唆する(Congeneric Variability in Lifespan Extension and Onset of Senescence Suggest Active Regulation of Aging in Response to Low Temperature.)」と題されている。

 

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