6か月以上母乳育児すると母体の2型糖尿病リスクを50%近く引き下げることが明らかに
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2018年1月16日付JAMA Internal Medicineオンライン版に掲載された新Kaiser Permanente研究は、長期的な全国研究で6か月以上母乳育児すると、妊娠可能期間を通じて母体の2型糖尿病発病リスクが半分近くまで低下することを突き止めたと述べている。このオープン・アクセス論文は、「Lactation Duration and Progression to Diabetes in Women Across the Childbearing Years: The 30-Year CARDIA Study (授乳期間と妊娠可能期間を通じての糖尿病発症の関係:30年間のCARDIA研究)」と題されている。 論文の筆頭著者であり、Kaiser Permanente Division of ResearchのSenior Research Scientistを務めるErica P. Gunderson, PhD, MS, MPHは、「母乳育児期間と糖尿病発症リスク低下の間には、考えられる他のリスク・ファクターをすべて計算に入れても強い関連性が認められた」と述べている。出産の度に6か月以上母乳育児していた女性は、母乳育児をまったくしなかった女性に比べると、2型糖尿病を発症するリスクが47%も低下していた。また、母乳育児の期間が6か月以下の女性の場合、糖尿病リスク低下率は25%だった。 Dr. Gundersonの研究チームは、Coronary Artery Risk Development in Young Adults (CARDIA) 研究の30年間のフォローアップデータを分析した。このCARDIA研究は全国のいくつものセンターの循環器系疾患リスク・ファクターを調査するもので、最初は1985年から1986年にかけて、18歳から30歳までの成人約5,00
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