ゴリラのゲノムシーケンスが明らかに

2012
9月 19
(水)
15:40
遺伝子研究のバイオニュース

ゴリラのゲノムシーケンスが明らかに

大型類人猿のものでは最後となる、ゴリラのゲノム配列がデコードされ、2012年3月7日付けのNature誌オンライン版に掲載された。今まで、人間に最も近い動物はチンパンジーであると確信されていた。しかし、本研究チームがデコードした結果、ヒトゲノムにより近いのはゴリラのゲノムであることが明らかになった。大型類人猿の4種(ヒト、チンパンジー、ゴリラ、そしてオランウータン)全てのゲノムを比較することが可能になったのは、今回が初めてある。本研究は、ヒトの起源についてユニークな見方を提供すると同時に、ヒトの進化および生物学の研究、またゴリラの生物学および保全のための重要なリソースになる。「我々の祖先が、我々に最も近い生物と分岐した点を明らかにするためには、ゴリラのゲノムが重要なのです。また我々ヒトと、霊長類最大のゴリラの遺伝子の類似点や相違点を探ることが、本研究により可能になりました。」と、責任著者、ウェルカム・トラスト・サンガー研究所のアリウィン・スカリー博士は語る。「我々はニシローランドゴリラの雌、カミラのDNAを使用してゴリラのゲノム配列を組み立て、他の大型類人猿のゲノムと比較しました。また、ゴリラの種間遺伝子差異を探るため、他のゴリラからもDNAシーケンスをサンプリングしました。」と、スカリー博士は説明を続ける。研究チームは進化過程における重要な遺伝的変化を見つけるため、ヒト、チンパンジー、そしてゴリラから11,000以上もの遺伝子を調べた。

 

続きを読む
ここから先は会員限定のコンテンツです
  •      


この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
このエントリーをはてなブックマークに追加

閲覧(3146)

バーチャル展示会:おすすめバイオ研究支援ツール



    FFPEサンプルからの高品質・高収量核酸回収フォルムアルデヒドの使用により、核酸は高領域に渡って化学修飾が生じ ます。現状の手法では、その様なFFPEサンプルからの核酸回収には高温 での処理が行われるため、その結果、核酸の分解を促進し、十分な回収結 果が得られません。 。一方、CellData Sciences社は特許のCAT5TM技術に より、より低温で温和な条件で科学的に修飾を取り除き、その結果、高収率 で高品質の核酸が得られます。 フォルマリン固定組織 ( FFPE )サンプルからの高純度DNA及びRNA抽出は 非常に困難で、その結果、回収後の増幅収率が低くなり、各解析データの 結果の質も悪くなります。 これは、フォルムアルデヒドによる対象DNA・RNA への付加や架橋反応が起因しています。従来からの回収手段は高温処理 の為に、加水分解 ...もっと読む

バイオマーケットjpは、ライフサイエンス研究者・バイオビジネス関係者のための会員制サイトです。

ユーザー登録すると...

コンテンツの全文表示・コメント投稿・各種お申し込み・ダウンロード等、

様々なユーザー専用機能をご利用いただくことができます。

 

ユーザー登録は1分で完了

ユーザー登録は無料

サイト運営者

バイオアソシエイツ株式会社

バイオアソシエイツ株式会社
東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー 3F
BioAssociates.co.jp

What We Do

ライフサイエンス事業向け
マーケティングサービスを提供しています


  • マーケティングリサーチ
  • コンサルティング
  • 外部連携支援
  • 科学顧問
  • マーコム