免疫研究

• ヒトの免疫系が細菌にも含まれる数十億年前からの細胞死タンパク質ファミリーを利用していることを発見
• オーストラリア連邦科学産業研究機構が特定のサイトカインの産生を調節する遺伝子を同定
• ある炎症性疾患が別の炎症性疾患を悪化させるメカニズムが明らかに。骨髄ドナー選別方法の再考が必要になるかもしれない。
• 100年前の BCG ワクチンがなぜ新生児に広く効くのか？新生児用ワクチン設計の手がかりとなる特徴的な変化を発見
• 癌治療薬の毒性研究が重要な発見をもたらす - 癌免疫療法の副作用を回避する新たな戦略を発見
• 先天性免疫の警報システムセンサーを同定
• 3つのタンパク質遺伝子の注射でハイリスクHPV型に対する免疫反応を誘発。子宮頸癌の前駆腫瘍の3分の1においてHPVを完全に消失させた。
• エキソソーム中のミトコンドリアDNAは抗ウイルス応答の前兆となる
• 1型糖尿病に関与する新たな免疫細胞を発見。B細胞とT細胞の悪役ハイブリッドが膵臓のインスリン産生細胞への強力な自己免疫攻撃を促進。
• 免疫応答を抑制し疾患をコントロールするための新しいパスウェイ（lncRNA HOTAIR）が発見された。
• ナノ粒子と阻害剤が免疫系を刺激し、脳腫瘍を克服。血液脳関門を通過し、腫瘍の免疫反応に対するシールドを破壊。
• 鼻から侵入する細菌から気道を保護する仕組みが解明される。エクソソーム群は強力な抗菌化合物を作るため武装する。
• 希少遺伝病の研究から重要な免疫調節因子が明らかに
• 癌治療における免疫チェックポイント阻害の成功に必要な転写因子を同定
• がん患者に対するCRISPR編集免疫細胞の初期試験でアプローチの安全性が示唆された
• 新規T細胞受容体（TCR）により癌の万能療法の展望が開けた
• 胚における脳の発達は、細菌性病原体を感知し免疫細胞にシグナルを送る自然免疫の重要な調節因子であることが発見された
• 胎盤を介して母親の抗体が胎児へ移動するメカニズムを調査。新生児を保護するためのより強力なワクチンの開発へ。
• メルボルンの研究者らは、新型コロナウイルス（COVID-19）患者の1人から免疫反応をマッピングし、人体がウイルスと戦って感染から回復する能力を示した
• コウモリのウイルス耐性と長寿命が、新型コロナウイルスへのヒントを提供するとの展望が発表された