研究論文に記載されている抗体は良い抗体だと思いますか? なぜこんな質問をしたかというと、手持ちの抗体を売ってもらう場合、論文を引用できることが必須条件だそうです。

 もちろん、発表論文を見ればどんな抗体であるかわかるので、わざわざ効能書きを用意する必要がないです。

 

いや、未発表抗体のデータよりは論文の方が客観的であるからでしょう。抗体の良し悪しは、計画している実験に活用できるかどうかです。イムノブロット、フローサイトメトリー、免疫沈降、細胞染色、組織切片の染色、電子顕微鏡などさまざまな実験それぞれに最適なものが良い抗体なのです。モノクローン抗体であれば、目的の実験法でスクリーニングすれば目的に合った良い抗体がとれてきます。抗ペプチド抗体ならば、たんぱく質のどの部分を免疫原に使うかでいろいろな抗体がとれます。

やはり、市販抗体を購入するよりは、ご自分で目的にあった抗体を作ることをおすすめします。

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