2020年の晩秋から初冬、一年前には全く予想していなかったことですが、人々の思考領域は極度に偏っています。私も、抗体に関わるおもしろそうな話題を考えようと努力をしているのですが、どうしても同じところに行きついてしまいます。
ちょうど今、 Covid-19 のワクチンは、臨床試験で有効性が確認されて実用しようという時期です。 脅威を身近にしている方々は、ワクチンを心待ちにしていて、すぐにでも投与してほしいと願っているようです。
私個人的には、ワクチンはいらないです。そして、家族をはじめ、親しい人にも接種を見送るように言います。
あまり関係ない人に対しては、「ワクチンうったら良いですよ」と。放っておいてもワクチンを接種する人口は莫大な数になるでしょう。
限られた集団での臨床試験をクリアしても、安全性が十分に確認されたわけではありません。ましてや、このCovid-19は、症状も多様で後遺症についても報告されています。投与後のデータを精査すべきです。 ワクチンで身を守るよりも、まずはかからないようにすることが大事です。それには、保因者と接触しないことが重要です。
特に危険なのは、保因者が発症したときです。発症しつつある保因者を識別することがポイントになります。感染者が吐き出す飛沫を可視化できれば一番なのですが、理屈で考えても実用は難しい。感染能を保持する塊として放出された粒子を検出することは抗体を利用すれば可能です。
しかし、ウイルス飛沫の存在がわかった時には、病原体はすでに上気道に達しているでしょう。
もし私が現在、実験できるような研究環境にいたとしたら何をしているか想像してみました。ペプチド合成を駆使してワクチン開発をすることは可能です。しかし、先に述べたように医薬品としての諸々の問題点も必至なので、自らはやらないと思います。どなたかワクチン開発をやりたいかたのサポートは喜んで協力するでしょう。一方、ウイルス検出ツールに抗体を活用することは積極的に進めると考えます。体温計で熱を測る感覚でウイルスチェックできれば、頻繁に自分の健康状態を知り得て自律的な行動ができるので、画期的ですばらしいことと思います。
このツールについては、おおよそのデザインを既に持っていますので、本気で興味のあるかたは問い合わせてください。
最後に繰り返しますが、ワクチン接種については様子見を強く推奨します。読者の皆さん全員がワクチンを受けなくても全世界の趨勢に大きな影響はないと考えています。ワクチン効果を信じて接種するのは勝手ですが、打ったからと言って大胆な行動に走ることは避けてほしいものです。
