がん細胞死を活性化する「スイッチ」を発見

がん細胞死を活性化する「スイッチ」を発見

カリフォルニア大学デービス総合がんセンターの研究チームが、CD95受容体(Fasとも呼ばれる)上の重要なエピトープ(大きなタンパク質を活性化させるタンパク質の一部)を特定し、細胞の自滅を引き起こすことができることを発見しました。この新たな細胞死の誘導能力は、がん治療の向上への道を開くかもしれません。この研究結果は、2023年10月14日にNature誌の「Cell Death & Differentiation」に掲載されました。

CD95受容体は細胞膜に存在するタンパク質受容体で、活性化すると細胞が自己破壊する信号を放出します。Fasを調節することで、固形腫瘍、特に卵巣がんにおいて、キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法の恩恵を拡大することも可能です。

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Edited by Michael D. O'Neill

Michael D. O'Neill

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