遺伝子編集で即時適応: 驚異的なヤリイカは神経系RNA転写を60%までその場で編集。ショウジョウバエではわずか3%

2015
3月 18
(水)
17:30
遺伝子研究のバイオニュース

遺伝子編集で即時適応: 驚異的なヤリイカは神経系RNA転写を60%までその場で編集。ショウジョウバエではわずか3%

種の構造と特徴を徐々に改造していくという適応の原則は進化の一つの柱になっている。種の遺伝子的特徴を緩慢かつ不断のプロセスで変化させていくことについては豊富な証拠があるが、状況の変化に適応するためその場で変身する能力を持った生物の存在については研究者はこれまでその存在を想像するだけだった。Tel Aviv University (TAU) の Department of PhysicsとSagol School of NeuroscienceのDr. Eli Eisenbergが、University of Puerto RicoのDr. Joshua J. Rosenthalと行った共同研究が2015年1月8日付eLifeでオンラインに掲載された研究論文で発表されており、身の回りの環境に適応できるよう、自身の遺伝子をその場で編集し、体のタンパク質の大部分を改変できる動物を初めて明らかにした。研究論文は、“The Majority of Transcripts in the Squid Nervous System Are Extensively Recoded by A-to-I RNA Editing (ヤリイカ神経系の転写の大部分がA-to-I塩基変換型RNA編集によって大規模な再コード化が行われている)”と題されている。この研究は、一部はTAU大学院生のShahar Alonが行ったもので、Doryteuthis pealieii (アメリカケンサキイカ) のRNA編集を調べている。

 

続きを読む
ここから先は会員限定のコンテンツです
  •      


この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
このエントリーをはてなブックマークに追加

閲覧(4051)

コメント一覧

sandiegan  投稿日時 2015/3/26 16:50
この即応性は化学的なのでしょうか?数百mの深海から数十mの浅瀬まで行き来する身体、中には空を飛べるイカも。

バーチャル展示会:おすすめバイオ研究支援ツール



    生体試料中薬物濃度分析、高分子医薬品の定量で、更なる高感度を実現Xevo TQ-XSには、更なる高感度分析のために、最適化された様々なテクノロジーが搭載されており、より高感度が必要とされるバイオ医薬品やADC(抗体薬物複合体)の定量分析で、信頼性の高い結果を得ていただけます。もっと読む

バイオマーケットjpは、ライフサイエンス研究者・バイオビジネス関係者のための会員制サイトです。

ユーザー登録すると...

コンテンツの全文表示・コメント投稿・各種お申し込み・ダウンロード等、

様々なユーザー専用機能をご利用いただくことができます。

 

ユーザー登録は1分で完了

ユーザー登録は無料

サイト運営者

バイオアソシエイツ株式会社

バイオアソシエイツ株式会社
東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー 3F
BioAssociates.co.jp

What We Do

ライフサイエンス事業向け
マーケティングサービスを提供しています


  • マーケティングリサーチ
  • コンサルティング
  • 外部連携支援
  • 科学顧問
  • マーコム