アルツハイマー病の最大の遺伝的危険因子(APOE4変異体)に関する研究:新たな標的に向けて

アルツハイマー病の最大の遺伝的危険因子(APOE4変異体)に関する研究:新たな標的に向けて

サンフランシスコのグラッドストーン研究所(Gladstone Institutes)の研究者らが、アルツハイマー病の発症リスクが平均よりも高いとされるAPOE4遺伝子変異を持つ人々に朗報をもたらす発見をしました。APOE4が認知症を引き起こす脳の変化につながることは以前から知られていましたが、その具体的なメカニズムは不明でした。

しかし、最近の研究で、APOE4を生成するニューロンが、他のAPOE変異体を生成するニューロンと比べて、免疫シグナル分子であるHMGB1を大量に放出することが明らかになりました。このHMGB1が放出されると、脳の免疫細胞であるミクログリアが活性化し、炎症を引き起こし、ニューロンが退化するというプロセスが始まります。

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Edited by Michael D. O'Neill

Michael D. O'Neill

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