カーティン医科大学(オーストラリア)が血中の膵臓癌エクソソームに着目した研究への取り組みを発表
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カーティン大学(西オーストラリア州)の研究者は、オーストラリア膵臓癌財団(PanKind)からの資金提供により、膵臓癌の早期発見を最終目的として、癌を運ぶエクソソームの組成を調査することになった。カーティン医科大学のマルコ・ファラスカ教授が率いるこの研究は、血液やその他の体液から発見される、膵臓癌細胞に存在するいわゆるエクソソームに焦点を当てるものだ。ファラスカ教授によると、この研究は最終的に、最も悪性で攻撃性の高い癌の一つである膵臓癌を早期に発見し、早期介入と効果的な薬物療法の開発を可能にすることを目的としている。 ファラスカ教授は、「エクソソームと呼ばれる気泡は、癌細胞がコミュニケーションをとるために使用し、癌を広げる手助けをする。腫瘍細胞からのこれらのエクソソームは、膵臓癌の成長と発達に重要な役割を果たしている。膵臓癌に特有のエクソソームによって運ばれる分子を特定することで、それをマーカーとして使うことを目指し、膵臓癌の早期発見に役立つことを意味している。もし、これができれば、早期非侵襲的診断の重要な発展となり、また、より効果的な薬物療法の開発を最終目標とした、これらの分子を不活性化する方法の研究の展望を開くことになるだろう。」と述べている。 ファラスカ教授は、「膵臓癌を早期に発見する方法を見つけることは、診断から1年後に生存する人が10人中3人しかいないことを考えると、依然として高い優先順位である。」「注意すべき早期警告の兆候に関する情報が不足しているため、診断が遅れ、転移が早くなり、化学療法に対する耐性が生じるのだ。PanKind からの資金提供により、この重要な研究を行い、この重要な新しい道を調査できることに感謝する。」と述べている。 PanKindの最高経営責任者であるミシェル・スチュワート氏は、「PanKindがオーストラリアの最も才能ある膵臓癌研究者
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