Gilead社は調査中の化合物RemdesivirのCOVID-19に対する進捗を更新

2020
4月 21
(火)
10:00
創薬研究のバイオニュース

Gilead社は調査中の化合物RemdesivirのCOVID-19に対する進捗を更新

Gilead Sciences社は、世界の保健当局と緊密に協力して、調査用化合物「Remdesivir(レムデシビル)」(画像)の実験的使用を通じ、新型コロナウイルス(COVID-19)に対応していることを報告した。
米国食品医薬品局(FDA)、疾病対策センター(CDC)、保健福祉省(DHHS)、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)、国防総省(DoD)- CBRN Medical、中国CDCおよび国家医療製品管理局(NMPA)、世界保健機関(WHO)、そして個々の研究者と臨床医と共同して、Gilead Sciences社は抗ウイルスの専門知識とリソースを提供し、COVID-19と闘う患者とコミュニティを支援することに焦点を当てている。
Remdesivirは、広域スペクトルの抗ウイルス活性を備えた調査中のヌクレオチドアナログだ。これは、まだ世界中でいかなる用途でも承認されていない。 Remdesivirは、COVID-19と構造的に類似しているウイルス性病原体MERSおよびSARSに対する動物モデルで、in vitroおよびin vivoの活性を示している。 MERSおよびSARSのRemdesivirに関する限られた前臨床データは、RemdesivirがCOVID-19に対して潜在的な活性を有する可能性があることを示している。
Gilead社のCOVID-19への対応には、3つの主要な領域がある。先ずは臨床試験だ。Gilead社が開始した試験:Gilead社は、米国食品医薬品局(FDA)の迅速なレビューとGilead社の治験新薬(IND)の承認を受け、COVID-19と診断された成人におけるRemdesivir の安全性と有効性を評価する2つの第3相臨床試験を開始した。これらのランダム化されたオープンラベルの多施設共同研究では、2020年3月から、主にアジア諸国だけでなく世界中の診断症例数の多い他の国々の医療センターに約1,000人の患者が登録されている。 COVID-19の重篤な症状を示す患者に対する標準治療に加えて、Remdesivirの5日間および10日間の両方の投与レジメンの有効性と2番目の研究では、COVID-19の症状が中程度の患者の標準治療に加えて、標準治療のみの場合と比較して、Remdesivir の同じ投与レジメンの安全性と有効性を評価するとしている。

 

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