MD Andersonがんセンター、エキソソームによる膵がん早期診断で成果

2015
9月 9
(水)
17:00
先端診断のライフサイエンスニュース

MD Andersonがんセンター、エキソソームによる膵がん早期診断で成果

University of Texas MD Anderson Cancer Centerの研究によれば、がんエキソソームに見つかる遺伝子glypican-1 (GPC1) がエンコードするタンパク質を用いた非侵襲性診断検査で、外科手術が有効な早期の膵がんを発見することができるようになるかも知れない。がん細胞だけでなく、あらゆる正常細胞からも放出される微小なウイルス大の粒子、エキソソームにはDNA、RNA、タンパク質が含まれていることが多い。科学者は、膵がん患者の血液から高濃度のGPCを含んだ、GPC1+ crExosと呼ばれる循環エキソソームを分離し、観察した。MD AndersonのChair of Cancer Biologyを務めるRaghu Kalluri, M.D., Ph.D.は、「GPC1+ crExosは、250人ほどの膵がん患者から採取した微量の血清中からも、絶対特異度、絶対感度で検出された。しかも、重要なのは慢性膵炎患者と初期膵がんや後期膵がんをはっきりと判別したことだ」と述べている。Dr. Kalluriは、「外科手術でがんを切除した患者では、GPC1+ crExosの量が激減していた」と述べており、その研究結果は、2015年6月24日付Nature誌オンライン版に掲載されている。

 

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