免疫細胞で病気を超早期発見へ!CZ Biohub NYが選出した9名の精鋭研究者

サイエンス出版部 発行書籍
私たちの体の中には、病気の芽を摘み取り、健康を守るために常にパトロールしている頼もしい存在がいます。それが「免疫細胞」です。もし、この免疫細胞の能力を最大限に引き出し、癌や難病の兆候を超早期に発見し、さらには治療まで行えるとしたらどうでしょうか?そんな未来の医療を実現するため、ある壮大な研究プロジェクトが始動しました。その最前線に立つ9人の新たな研究者が選出されたというニュースをお届けします。2025年4月3日、チャン・ザッカーバーグ・バイオハブ・ニューヨークは、才能あふれる研究者のリストに、新たに9名のインベスティゲーター(研究者)が加わったことを発表しました。 コロンビア大学、ロックフェラー大学、イェール大学から参加する研究者たちによる8つのプロジェクトは、免疫細胞を利用し、バイオエンジニアリング技術を駆使して、神経変性疾患や進行性の癌を含む幅広い加齢関連疾患の早期発見、予防、治療を目指すというCZ Biohub NYのミッションに焦点を当てています。採択されたプロジェクトは、合成生物学を活用して現在の免疫細胞療法の限界に取り組んだり、モデルを用いて健康時および疾患時における細胞ネットワークや組織の適応に関する洞察を得るなど、様々な革新的戦略を支援するものです。 「私たちの協力的な研究者コミュニティに、これらの新しいインベスティゲーターを迎えることができ、大変嬉しく思います」と、CZ Biohub NYのプレジデントであり、コロンビア大学バゲロス医科大学院の化学・システム生物学分野でクライド&ヘレン・ウー記念教授を務めるアンドレア・カリファノ博士(Andrea Califano, PhD)は語ります。「彼らは、私たちの免疫細胞が持つ本来の能力を利用して、体内の異常を非常に早い段階で検知し、修復するという複雑な課題に私たちが取り組む中で参加してくれます。彼らの貢献
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