細菌のホーミング能力で幹細胞が心臓組織に帰ることを可能に。心臓病に苦しんでいる人々に大きな可能性を提供。

2019
7月 23
(火)
10:30
再生医療/幹細胞研究のバイオニュース

細菌のホーミング能力で幹細胞が心臓組織に帰ることを可能に。心臓病に苦しんでいる人々に大きな可能性を提供。

世界で初めて、科学者たちは幹細胞を心臓組織に向かわせる新しい方法を発見した。 英国のブリストル大学の研究者によって先導され、最近発表されたこの研究結果は、英国で全死亡の4分の1以上を引き起こす心血管疾患の治療の根本的な改善につながるという。

この英国王立化学協会のオープンアクセスジャーナルに掲載された論文は「幹細胞を心筋に向ける改変人工膜結合タンパク質(Designer Artificial Membrane Binding Proteins to Direct Stem Cells to the Myocardium.)」と題されている。
今日まで、患者またはドナーから採取して増殖し、患者の損傷した心臓組織を再生するために注入した幹細胞が有望な結果を生み出している。 しかし、これらの次世代細胞療法は実用化されつつあるが、幹細胞の分布に関連する重大な課題が残っている。循環細胞が接触する様々な組織シンクと心臓内の高い血流の組み合わせは、幹細胞の大部分が肺と脾臓に行き着くことを意味している。

現在、ブリストル大学の細胞分子医学部の研究者らは、幹細胞が心臓組織の「ホーム」になるように、幹細胞を特殊なタンパク質で修飾することによってこれを克服する方法を見つけた。
研究の筆頭著者であるAdam Perriman博士は、UKRI未来リーダーズフェローで細胞治療技術会社CytoSeek( https://www.cytoseek.uk/ )の創設者であり、次のように説明している。

 

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