一個のmicroRNAが、胚の分節「時計」に

2013
5月 6
(月)
21:10
遺伝子研究のライフサイエンスニュース

一個のmicroRNAが、胚の分節「時計」に

新しい研究で、肺組織の分節化が正しく行われるために1個の小さなRNAが重要な役割を担っていることが突き止められた。この研究はニワトリの胚で行われ、この小さなRNAが、筋肉や脊椎になる組織分節形成のタイミングを決める周期的遺伝子活動を規則正しく調節していると判定された。つまり、この活動に加わっている遺伝子は各組織分節形成の動きに対応する拍動的パターンでオン・オフされていたのだ。もし遺伝子の活動が厳密に規則正しく調節されなければ、まったく組織が形成されないか、形成されても欠陥があるということになる。この分節「時計」にはLfngと呼ばれる遺伝子一個が関わっていると考えられているが、この研究で、タンパク質生成に何の役割も果たしていない小さなRNAのかけらであるmicroRNAが、拍動的パターンの正確なタイミングでLfngをオン・オフすることが実証された。このmicroRNAを削除するか、手を加えて正常に機能しないようにすると遺伝子時計の拍動的パターンが狂い組織発達が異常になった。

 

続きを読む
ログインしてください
  •      


この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
このエントリーをはてなブックマークに追加

閲覧(3653)

バーチャル展示会:おすすめバイオ研究支援ツール



ルーチンのバイオセパレーションを効率化 ACQUITY Arc Bioシステムは、既に他のLCシステムで開発した分析法の一貫性を損なうことなく効率的かつ容易に移管できます。 更にバイオイナート流路設計により、タンパク質との相互作用と、高塩濃度移動相使用時における腐食を最小限に抑えることで、生体高分子分析に更なる堅牢性を付与し、システム稼働時間を最大化します。 逆相 (RP)、イオン交換 (IEX)、サイズ排除 (SEC)、親水性相互作用(HILIC)、または疎水性相互作用 (HIC) といった生体高分子の特性解析に必要な全てのクロマトグラフィーモードを同一システムで、かつ良好なサンプル回収率、低キャリーオーバー、高い堅牢性で実施可能です。もっと読む
運営会社:バイオアソシエイツ株式会社
  •      

登録ユーザー数
3281人
2019年08月20日 現在
新メンバー
52-24 2019/8/20
みわんこそば 2019/8/20
ttsuji 2019/8/19
mater 2019/8/14
HKSRDC 2019/8/13
kyo03 2019/8/13
Messi 2019/8/9
のん 2019/8/9
メッシ 2019/8/9
Anton Pa 2019/8/8
aiueo 2019/8/6
タムタム 2019/8/5
栄ちゃん 2019/8/3
しの 2019/7/31
よしおか 2019/7/30
30 人のユーザが現在オンラインです。 (20 人のユーザが バイオクイックニュース を参照しています。)
登録ユーザ: 0 ゲスト: 30
抗体よもやま話
質量分析屋のネタ帳
創薬よ何処へ

 

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
バイオマーケットjpのコンテンツは クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。引用される場合は出典元リンクの記載をお願いします。