エクソソームと微小胞に関するASEMV 2019年次総会が、カリフォルニア州パシフィックグローブのアシロマで開催された
サイエンス出版部 発行書籍
ASEMV2019 (American Society for Exosomes and Microvesicles)の年次総会が、10月6日から10日まで、カリフォルニアからパシフィックグローブにあるアシロマ会議場で開催された。世界中の科学者によって、生物学と医学の最もエキサイティングな側面の1つに焦点を当てた60の素晴らしいプレゼンテーションにより5日間の活発な会議が行われた。ジョンズ・ホプキンスのStephen Gould 博士が例年主催している会議は、コロラド大学デンバーのMichael Graner 博士によるASEMV年次総会の歴史についての簡単な紹介から始まった。 続いてマサチューセッツ大学(マサチューセッツ州ウースター)のTravis Thomson博士が基調講演を行った。 Thomson 博士の講演は「 エクソソーム を介した情報交換におけるアークとコピア」と題されていた。博士はアークを「神経可塑性の主調節因子であり、ウイルスのトランスポゾンギャグ領域の残骸である」と説明した。 Cellの2018年の論文で、Thomson博士と同僚は、Arc / Arg3.1はシナプスの可塑性と認知に必要であり、この遺伝子の変異は自閉症と統合失調症に関連していると指摘した。Arcにはレトロウイルス/レトロトランスポゾンのGag様タンパク質に似たドメインがあり、ウイルスRNAをパッケージ化するカプシドに多量体化する。 可塑性分子におけるこのようなドメインの重要性は不明だ。 Cellの論文で、Thomson博士と同僚は、ショウジョウバエArc1タンパク質がニューロンのdarc1 mRNAに結合するカプシド様構造を形成し、運動ニューロンから筋肉に移動する細胞外小胞(EV)にロードされることを報告した。 このローディングと転送は、レトロトランスポゾン様配列を含むdar
イメージング質量分析 受託サービス
医学系国際学会における英語ポスター発表をサポートします 。
CovalX コンフォメーショナルエピトープマッピング受託解析サービス
Life Science News from Around the Globe
Edited by Michael D. O'Neill
バイオクイックニュースは、サイエンスライターとして30年以上の豊富な経験があるマイケルD. オニールによって発行されている独立系科学ニュースメディアです。世界中のバイオニュース(生命科学・医学研究の動向)をタイムリーにお届けします。バイオクイックニュースは、現在160カ国以上に読者がおり、2010年から6年連続で米国APEX Award for Publication Excellenceを受賞しました。
BioQuick is a trademark of Michael D. O'Neill