株式会社サイトパスファインダーより研究支援ツールのご案内

PXB-cellsとsiRNAトランスフェクションプレートをワンストップで使用可能


PXB-cells siRNAトランスフェクションプレート

PXB-cells siRNAトランスフェクションプレート

  • PXB-cellsをワンストップで使用可能
  • お手元に到着次第アッセイ可能
  • 簡単操作
  • 高いsiRNA導入効率
  • 高い再現性
正常なヒト肝臓で発現している遺伝子のほとんどが発現しているフェニックスバイオ社のPXB-cellsを用いた薬物代謝、酵素誘導・阻害、安全性、トランスポーター評価、抗HBV薬効評価などの各種In vitro実験にsiRNAトランスフェクション実験を組み合わせることにより、対象遺伝子の特定や遺伝子相互作用などのメカニズム解明が期待できます。

PXB-cellsへのトランスフェクション条件は選定済みです。PXB-cellsへの固相トランスフェクションは他の方法と比較して、高い導入効率(約90%以上)を示しています。

PXB-cells siRNAトランスフェクションプレートの詳細について

PXB-cellsについて

PXB-cellsは、フェニックスバイオ社が提供しているPXBマウス(ヒト肝細胞キメラマウス)から分離された新鮮ヒト肝細胞です。
長期の培養が可能で、高いヒト型活性を長期維持(3週間以上)、肝炎ウイルスが(HBV)持続感染するなどの特徴があり、薬物代謝、酵素誘導・阻害、安全性、トランスポーター評価、抗HBV薬効評価などのin vitro研究に利用されています。


トランスフェクションプレートとは

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サイトパスファインダーのトランスフェクションプレートは、核酸、トランスフェクション試薬、アクセラレーターからなる複合体をプレートウェル上にプレコーティングしてあり、細胞を播種するだけの簡単な操作で直ぐにトランスフェクションを行うことができます。


特許技術「アクセラレーター」とは

サイトパスファインダーの特許技術であるアクセラレーター(導入促進剤)を添加してあり、従来のトランスフェクション試薬よりも高効率で核酸の導入が期待できます。


遺伝子導入効率を上げるサイトパスファインダーの技術とは

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サイトパスファインダーは、細胞外マトリクスタンパク質(*)などの「遺伝子導入促進剤」を用いる独自の固相トランスフェクション技術を開発することにより、遺伝子導入効率を飛躍的に高めることに成功しました。
遺伝子導入促進剤の開発により、適用可能な細胞種が広がり、遺伝子導入効率が低くてお悩みの細胞でのトランスフェクション実験を可能にします。

* 細胞外マトリクスタンパク質による遺伝子導入促進作用につきましては、細胞内ストレスファイバー誘引作用が引き金となって、細胞とDNA(RNA)層間の相互作用が増強されるメカニズムによるものと考えられます。


他の方法との比較

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・再現性が高い

・適応可能な細胞が多い

・96~1536ウエルプレートで実施可能

・ダブルノックダウン可能


PXB-cellsとsiRNAトランスフェクションプレートのコラボレーション

これまでの研究で、サイトパスファインダーとフェニックスバイオ社は、「siRNAトランスフェクション最適化プレート」を使用して、PXB-cellsに最適なsiRNAトランスフェクション条件を見つけました。

siRNAトランスフェクションプレートを使用することにより、複雑な条件設定なしでsiRNA実験に集中することができ、大幅な時間の節約とコスト削減が期待できます。さらに、PXB-cellsを使用することにより、siRNA実験は、薬物代謝、酵素誘導/阻害、安全性、トランスポーター評価、抗HBV薬効評価などのさまざまなinvitro実験と組み合わせることができます。

 


アッセイ例

PXB-cells

データ例:siRNAによるHBV感染の影響

PXB

納品について

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弊社にてお客様のsiRNAをお預かりして固相プレートを作成した後、フェニックスバイオ社でPXB-cellsを播種し、お客様へ専用の送付箱で送付します。

ご使用枚数が多い場合には、、納品までにお時間を頂くことがございます。また、送付時間がかかる遠隔地でございます場合にはsiRNA効果持続時間を考慮し、ご提供できない場合がございます。
ご不明点がございましたら、お気軽にお問合せください。


技術開発に関する論文

  1. Uchimura, E., Yamada, S., Fujita, S., Miyake, M., Miyake, J. (2009) Reverse Transfection Using Gold Nanoparticles; Micro and nano technologies in bioanalysis; Methods and protocols. Method in Mol Biol., Lee, J. W. and Foote, R. S. eds. Humana Press, 544, 609-616
  2. Highly Efficient Reverse Transfection with siRNA in Multiple Wells of Microtiter Plates. S.Fujita, E. Ohta, C. Sasaki, K. Takano, M. Miyake, J. Miyake. J. Biosci. Bioeng. 104, 329-333 (2007).
  3. Universal design of reverse transfection using antibodies against cell surface antigen. E. Uchimura, S. Yamada, E. Nomura, K. Matsumoto, S. Fujita, M. Miyake, J. Miyake, J. Biosci. BIoeng, 104, 152-135 (2007).
  4. A Method for Reverse Transfection Using Gold Colloid as a Nano-Scaffold. Uchimura, E., Yamada, S., Uebersax, L., Fujita, S., Miyake, M.*, Miyake, J. J. Biosci. Bioeng., 103, 101-103 (2007).
  5. Mechanical immobilization of Hela cell on aligned carbon nanotube array. A Ago, E. Uchimura, A. Saitoh, T. Oshima, N. Ishigami, M. Tsuji, M. Yumura, M. Miyake, Materials Lett. 60, 3851-3854 (2006).
  6. On-chip transfection of PC12 cell based on the rational understanding of the role of ECM molecules: efficient, non-viral transfection of PC12 cell using collagen IV. Eiichiro Uchimura, Shigeru Yamada, Lorenz Uebersax, Tomohiro Yoshikawa, Kayo Matsumoto, Michiko Kishi, Daniel P.Funeriu, Masato Miyake, Jun Miyake. Neuroscience Letters. 378(1),40-43 (2005).
  7. Transfection microarray of nonadherent cell on an oleyl poly (ethylene glycol) ether-modified glass slide. Koichi Kato, Kohei Umezawa, Masato Miyake, Jun Miyake, and Teruyuki Nagamune. BioTechniques 37:444-452 (2004)
  8. Transfection microarray of human mesenchymal stem cell and on-chip siRNA gene knockdown. Tomohiro Yoshikawa, Eiichiro Uchimura, Michiko Kishi, Daniel P. Funeriu, Masato Miyake, Jun Miyake. Journal of Controlled Release 96, 227-232 (2004). 
  9. Immobilized culture of nonadherent cell on an oleyl poly(ethylene glycol) ether-modified surface. Koichi Kato, Kohei Umezawa, Daniel Petru-Funeriu, Masato Miyake, Jun Miyake, Teruyuki Nagamune. BioTechniques 35 (5), 1014-1021 (2003).
  10. 三宅正人,吉川智啓.“リバーストランスフェクション”,「遺伝子医学MOOK(ムック)」5号株式会社メディカル ドゥ (2006).
  11. Ishida Y, Yamasaki C, Iwanari H, Yamashita H, Ogawa Y, Yanagi A, et al. (2020) Detection of acute toxicity of aflatoxin B1 to human hepatocytes in vitro and in vivo using chimeric mice with humanized livers. PLoS ONE 15(9)

技術応用に関する論文

  1. Yamada, S., Hakamada, K., Munakata, T., Takano, K., Fujita, S., Miyake, M, Miyake, J. (2009) The system for analyzing the event timing profile of each single-cell by using the model of neurite maturation of PC12D cell. Biosens. Bioelectron., 24, 1493-1497.
  2. Onuki-Nagasaki, R., Nagasaki, A., Hakamada, K., Uyeda, Q., P., T., Fujita, S., Miyake, M., Miyake, J. (2008) On-chip screening method for cell-migration genes based on a transfection microarray. Lab Chip, 8, 1502-1506.
  3. Yamada, S., Nomura, T., Takano, K., Fujita, S., Miyake, M, Miyake, J. (2008) Expression of a chimeric CSF1R-LTK mediates ligand-dependent neurite outgrowth. Neuroreport., 19, 1733-1738.
  4. Onuki-Nagasaki, R., Nagasaki, A., Hakamada, K., Uyeda, Q., P., T., Fujita, S., Miyake, M., Miyake, J. (2010) Transfection Microarrays for High-Throuput Phenotypic Screening of Genes Involved in Cell Migration. Method in Mol Biol, 193-203.
  5. Identification of twinfilin-2 as a factor involved in neurite outgrowth by RNAi-based screen. Yamada, S., Uchimura, E., Ueda, T., Nomura, T., Fujita, S., Matsumoto, K., Funeriu, D. P., Miyake, M*, Miyake, J. Biochem. Biophys. Res. Commun., 363, 926-930 (2007).
  6. Retinoic acid induces functional c-Ret tyrosine kinase in human neuroblastoma. Yamada, S., Nomura, T., Uebersax, L., Matsumoto, K., Fujita, S., Miyake, M.*, Miyake, J. NeuroReport, 18, 359-363 (2007).
  7. Advances in Transfection Microarray-based studies of neuronal cell lines , Eiichiro Uchimura, Shigeru Yamada, Kayo Matsumoto, Michiko Kishi, Tomohiro Yoshikawa, Daniel P. Funeriu, Masato Miyake, Jun Miyake, Cytometry Research.14, 39-44 (2004).
  8. 吉川智啓、三宅正人、藤田芳司 「創薬ターゲットとしてのプロテインキナーゼの網羅的解析」、実験医学増刊号 Vol126、羊土社、2008
  9. 佐藤孝明、三宅正人 「細胞・組織を用いたセンシング」、バイオセンサ・ケミカルセンサ事典、テクノシステム、2007

技術とその応用に関する総説

  1. Fujita, S., Takano, K., Ota, E., Yoshikawa, T., Sasaki, C., Sano, T., Miyake, M., Miyake, J. (2010) New Methods for Reverse Transfection with siRNA from a Solid Surface. Method in Mol Biol., Min, W-P. eds. Humana Press, 197-209.
  2. Miyake, M, Yoshikawa, T., Fujita, S. Miyake J.(2009) Transfection microarray for drug discovery, Molecular Biology, 5, 444-449
  3. Wheeler, DB., Carpenter AE., Sabatini DM. (2005) Cell microarrays and RNA interference chip away at gene function. Nature Genetics, 37, 525-530.
  4. 三宅正人,“創薬を変えるトランスフェクションアレイ技術”,「Bioベンチャー2004年7・8月号」, 羊土社(2004.7)
  5. 三宅正人,“ゲノムチップ”,「化学フロンティア13 ナノバイオエンジニアリング」,杉本直己編著,化学同人(2004.3)
  6. 三宅正人,吉川智啓,内村英一郎.「トランスフェクションアレイ技術とその応用」放医研シンポジウム報文集「テーラーメード放射線治療を目指して」,実業公報社pp.169-174.

PXB-cells siRNAトランスフェクションプレートのお役立ち資料

 

PXBセル播種済みTFプレート

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固相トランスフェクションサービス資料

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アプリケーションデータ

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PXB-cells siRNAトランスフェクションプレートに関するアンケートのお願い

 

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