Applied Proteomics (API)— 大腸がん検査法
サイエンス出版部 発行書籍
2015年6月26日付Genome Web (14) は、カリフォルニア州サンディエゴ市に本社を置くApplied Proteomics, Inc., (API) が、当初MRM-MS基本の検査製品を計画していたが、診断検査製品として、先にELISAを用いた大腸がん (CRC) 8タンパク質パネルの開発を決定したと報道している。同社は、ゆくゆくはこのMRM-MSによる診断検査製品を開発する考えを変えていないが、商品化にはまだ時間がかかると見ている。 API社のCSO、Dr. John Blumeは、GenomeWebに、「しかし、この分野の将来は絶対に質量分析にある」と語り、同氏もAPI社も、今後、診断がさらに高度に多重化されたプロテオミクス検査法に移行してゆき、質量分析が一般化するだろうと考えている。 さらに、「単一タンパク質診断の時代は終わったと思う。複雑な疾患を高感度かつ高特異度で診断しなければならないのであれば、30種から40種のタンパク質のパネルに移行することは必至だ。そうすれば、結局のところ、一度に大量に、安価に、迅速に測定する最善の方法は質量分析しかない」と語っている。 Dr. Blumeは、「市場に果敢に展開していくため、まずELISA版の検査製品を発表し、それを表に立てながら、同時に多重プラットフォームに翻訳する作業を進めていくことを決定した」と発表、この将来的な多重プラットフォームは、質量分析装置でも、Meso Scale Discovery社が販売している多重イムノアッセイ・プラットフォームでも可能だとしている。 最初に発表されるELISA版の診断製品は、症状を示している患者を対象としており、医師が患者を結腸内視術検査に回すかどうかを決める資料となる。 API社の臨床MSプロットフォームは、標的作業で三重四極MRM-MSを
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Edited by Michael D. O'Neill
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