依然、機器のコストが大きな障害


「もう一つの大きな障害は装置を購入する際には巨額の初期投資 ($200,000から$400,000) を必要とすることである。この額は小さい検査室なら購入をためらうレベルである。さらには臨床検査室のニーズをサポートする適切な現場サービスに欠けるということも障害になっている。最後に、LC-MS/MSとLISを接続しようとする努力がほとんどなされていないことが挙げられる。これは特に大量の処理を扱う検査室などではサンプルの取り違えや分析後のコピー・をなくすために重要である。


それはともかくとして、論文は、「LC-MS/MSは様々な障害はあるが、診断検査室にとっては大きなメリットがある。アメリカでは、Clinical and Laboratory Standards Institute (CLSI) が、LC-MS/MS分析法のバリデーションの統一ガイドラインの必要を認め、専門家を集めてガイドラインの編成’にあたらせている。ガイドラインが発表されれば、患者医療で優れた検査法を保証するために大きく前進することになる。今後、現場サービス、購入しやすさ、自動化、LISとの接続などで臨床検査室のニーズが適切に満たされるようにするためにはメーカーとのコミュニケーションが不可欠になる」と述べている。

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