生命科学雑誌バイオクイックニュース: 2024年4月号

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生命科学雑誌バイオクイックニュース: 2024年4月号

本書は、世界のバイオニュース(医学研究・創薬研究・生命科学研究の動向)が気軽に読める科学雑誌です。バイオマーケットjp(biomarket.jp)で好評連載中のバイオクイックニュース日本語版の記事に未公開記事を加え、書籍化しました。医学、創薬、生命科学の革新的な発見と進展に焦点を当て、世界の研究動向を分かりやすく紹介しています。

編集長マイケル D. オニール

BioQuick Newsは、サイエンスライターとして30年以上の豊富な経験があるマイケル D. オニール氏によって発行されている独立系科学ニュースメディアです。世界中のバイオニュース(生命科学・医学研究の動向)をタイムリーにお届けします。BioQuick Newsは、現在160カ国以上に読者がおり、2010年から6年連続で米国APEX Award for Publication Excellenceを受賞しました。

 

2024年4月号の注目トピックス

2024年4月号では、生命科学、医学研究、創薬研究の3つのセクションに分けて、注目すべき興味深い論文をピックアップしました。

生命科学のセクションでは、老化細胞の新たな発見や細胞の分子組織化のプログラミング、レトロウイルス統合の珍しいケース、飽和脂肪酸の記憶形成への影響、ショウジョウバエのナビゲーションメカニズム、48時間周期で動く甲虫の謎、コモドドラゴンの進化した歯など、自然界の不思議と生命の進化を解き明かす研究を紹介します。

医学研究のセクションでは、鳥類の "ジャンクDNA" が安全で効率的な遺伝子治療のカギを握るかもしれないことや、肺がん治療に革命をもたらす吸入型エクソソームによるIL-12 mRNAの配送技術、女性が自己免疫疾患になりやすい理由の新たな発見、そしてHIV感染者におけるHLAの多様性と疾患転帰の関係を明らかにする研究など、医療分野での重要な進展を紹介します。

創薬研究のセクションでは、フェロトーシスを促進する珍しいリン脂質の発見や、薬剤耐性菌に対する新たな戦略としてのリボソーム標的合成抗生物質(クレソマイシン)の開発、そしてネブラスカ大学の研究チームによるミルクエクソソームを用いた遺伝子編集技術の全身配送技術の進展など、創薬の分野で期待される革新的な研究成果を取り上げます。

この号を通じて、医学、創薬、生命科学の最前線で行われている革新的な研究とその成果について、詳しく、かつわかりやすく解説していきます。読者の皆様にとって、この号が最新の科学知識を深める貴重な機会となることを願っています。

【目次】

世界の生命科学研究ニュース
  • 老化細胞の新発見:メイヨークリニックがゾンビ細胞の謎を解明
  • 細胞の分子組織化をプログラミングすることで、新しい治療法への扉が開かれるかもしれない。
  • レトロウイルス統合の最近の稀なケース: 感染性テナガザル白血病ウイルスがニューギニアのげっ歯類のゲノムに定着
  • 飽和脂肪酸が記憶づくりの手がかりを握っている
  • ショウジョウバエの脳におけるナビゲーションの仕組みを解明
  • 交尾のために48時間時計で動く甲虫、自然界に48時間周期の手がかりがないため謎に包まれる
  • コモドドラゴンの進化した歯:恐竜の生態系を解き明かす鍵
世界の医学研究ニュース
  • 鳥類の "ジャンクDNA "が安全で効率的な遺伝子治療のカギを握るかもしれない
  • 肺がん治療の新時代:吸入型エクソソームによるIL-12 mRNAの革新的配送
  • 女性が自己免疫疾患になりやすい理由を解明:X染色体の秘密
  • HIV感染者におけるHLAの多様性と疾患転帰を関連付ける新指標を開発
世界の創薬研究ニュース
  • フェロトーシスを促進する珍しいリン脂質:コロンビア大学の新発見
  • 新しいリボソーム標的合成抗生物質(クレソマイシン)が薬剤耐性菌に高い効果を示す
  • ネブラスカ大学の研究者ら、ミルクエクソソームによる遺伝子編集の全身配送技術の開発でNIH資金を獲得

【サイエンス雑誌】バイオクイックニュース 2024年4月号: 物語で学ぶ世界の生命科学・サイエンス雑誌バイオクイックニュース Kindle版

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