細胞から分泌するエクソソームは、生体内細胞間コミュニケーションや疾患診断、薬物送達におけるキャリアーとして注目されています!


エクソソームの構造上の特徴の一つとして表面上に存在するテトラスパニンファミリーが挙げられます。CD9 や CD63 はそのメンバー分子で、エクソソームの表面マーカーでもあります。

エクソソームの定量法としては、エクソソームが含むタンパク質量で代替したり、ナノトラッキング法による粒子解析がありますが、これらの方法は超遠心法などで一旦エクソソームを精製する必要があります。体液中や細胞培養液中のエクソソームを直接定量する手段は極めて限られており、これまで一般的な方法は開発されてきませんでした。

本キットは、エクソソーム・マーカーである CD9に対する高性能抗体を用いたサンドイッチ ELISA により、表面に CD9分子を持つエクソソームを相対的に定量することができます。

他に、CD63、PD-L1、EpCAMなどの表面抗原を測定するELISAキットも販売しております。


主なポイント


  • 血液サンプルや細胞培養上清などに含まれるエクソソームを直接定量可能特殊な装置は不要で、通常のプレートリーダーがあれば測定可能
  • 標準試薬として保存安定性に欠けるエクソソームそのものを使用せず、CD9 を固定した粒子径200 nm のビーズを利用することで安定性と再現性を確保
  • エクソソーム構造を模した CD9スタンダードビーズにより補正することで各サンプルの相対定量が可能
  • 固相化した CD9抗体でエクソソームを捕捉し、HRP 標識したCD9 抗体で検出

技術情報


血液サンプルや細胞培養上清からエクソソームを直接定量できます。

エクソソームの定量法としては、エクソソームが含むタンパク量で代替したり、ナノトラッキング法による粒子解析がありますが、これらの方法は超遠心法などで一旦エクソソームを精製する必要があります。体液中や細胞培養液中のエクソソームを直接定量する手段は極めて限られており、これまで一般的な方法は開発されてきませんでした。本キットは、エクソソーム・マーカーであるCD9とCD63それぞれに対する高性能抗体を用いたサンドイッチELISAにより、表面にCD9あるいはCD63分子を持つエクソソームを相対的に定量することができます。


データ例

3種類のヒトがん細胞株(HeLa, HCT116, HepG2)の培養上清(無血清)から超遠心法で精製したエクソソームを500ng/mLの濃度に希釈し、それぞれCD9/CD9ELISA(左図)あるいはCD63/CD63ELISA(右図)で測定しました。定量値はCD9(あるいはCD63)タンパク質を固定したスタンダードビーズによる標準曲線にあてはめてそれぞれのスタンダードビーズ相当量(ng/mL)で示しました。その結果、細胞腫によって表面のCD9、CD63の相対量に特長があることが分かりました。

図 CD9/CD9 ELISAあるいはCD63/CD63 ELISAによる精製エクソソームの定量

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参考資料

CD9/CD9 Exosome ELISA Kit Flyer・価格表

参考資料

CD9/CD9 Exosome ELISA Kit 添付文書

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