血液サンプルや細胞培養上清からエクソソームを直接定量できます。

エクソソームの定量法としては、エクソソームが含むタンパク量で代替したり、ナノトラッキング法による粒子解析がありますが、これらの方法は超遠心法などで一旦エクソソームを精製する必要があります。体液中や細胞培養液中のエクソソームを直接定量する手段は極めて限られており、これまで一般的な方法は開発されてきませんでした。本キットは、エクソソーム・マーカーであるCD9とCD63それぞれに対する高性能抗体を用いたサンドイッチELISAにより、表面にCD9あるいはCD63分子を持つエクソソームを相対的に定量することができます。

 


データ例

3種類のヒトがん細胞株(HeLa, HCT116, HepG2)の培養上清(無血清)から超遠心法で精製したエクソソームを500ng/mLの濃度に希釈し、それぞれCD9/CD9ELISA(左図)あるいはCD63/CD63ELISA(右図)で測定しました。定量値はCD9(あるいはCD63)タンパク質を固定したスタンダードビーズによる標準曲線にあてはめてそれぞれのスタンダードビーズ相当量(ng/mL)で示しました。その結果、細胞腫によって表面のCD9、CD63の相対量に特長があることが分かりました。

 

図 CD9/CD9 ELISAあるいはCD63/CD63 ELISAによる精製エクソソームの定量

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