海外学会ダイジェストASEMV2017 (The American Society for Exosomes and Microvesicles) 脂肪毒性EVの放出にはSTARD-11媒介性のセラミド輸送が必要である - バイオマーケットjp

脂肪毒性EVの放出にはSTARD-11媒介性のセラミド輸送が必要である


トップ  >  海外学会ダイジェスト  >  ASEMV2017 (The American Society for Exosomes and Microvesicles)  >  脂肪毒性EVの放出にはSTARD-11媒介性のセラミド輸送が必要である

  著者:  作成:2017/11/14 14:00:37

10月9日月曜日の朝は、メイヨークリニックのHarmeet Malhi医師が、脂肪毒性細胞外小胞(EV)の形成のための新規経路を同定した研究についての説明を行った。脂肪毒性肝細胞由来EVは非アルコール性脂肪性肝炎における細胞間連絡の重要なメディエーターであるが、脂肪毒性EVの生体発生のための細胞機構は未定義のままであると博士は述べた。彼女のグループは最近、パルミテート(PA)誘発EVsがC16:0セラミドに富み、多小体(MVB)内に形成されたエキソソームと一致し、それらの放出は小胞体(ER)でのセラミドの合成に依存することを実証した。 

彼女は、セラミド輸送タンパク質であるSTARD11は、新たに形成されたセラミドのERからゴルジへの輸送を媒介するが、新たに形成されるセラミドのERからMVBへの輸送における役割は未知であることに挙げた。ここで報告された研究の目的は、セラミド輸送タンパク質STARD11がERからMVBへのセラミドの輸送に必要であり、それによって脂肪毒性EVの生物発生を媒介するという仮説を試験することであった。結果は、STARDT11が、新しく合成されたセラミドのERからMVBへの輸送に起因して、PA誘導セラミド富化EVの生合成を媒介することを示唆している。本研究グループは、脂肪毒性のEVsの形成のための新規な経路を特定し、将来の研究はこの経路の機能的な結果に焦点を当てることとなるだろう。

 

続きを読む
ログインしてください
  •      

この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
このエントリーをはてなブックマークに追加

投票数:19平均点:6.84

      おすすめ製品・サービス

      チャージバリアント分析を大きく改善する新カラム チャージバリアント分析には、分離の難しさ、長時間の分析、短いカラム寿命など多くの問題が存在します。ウォーターズは、昨年発表したタンパク質向け逆相カラムBioResolve RP mAb Polyphenylに引き続き、イオン交換においても現状の分析を大きく改善する新カラムを開発しました。もっと読む
      測定から意思決定までをわずか数秒で実現! 製品の偽装や不良品・劣化品との差異解析はメーカーにとって大きな課題です。しかし、従来の技術ではサンプル前処理と分析、データの解釈に時間がかかるため、分析者の大きな負担となっていました。 DART QDa with LiveIDシステムは、下記の組み合わせによって、これらの課題に対するソリューションを提供します。 ①堅牢で信頼性が高く、操作も簡単なACQUITY QDa検出器 ②サンプル前処理を最小限に抑え、クロマトグラフィーによる分離を必要とせずに、さまざまなサンプルに対応可能なダイレクトかつ迅速な分析手法を実現するIonSense社のDARTイオン源 ③得られたデータから多変量解析によって結果を得て、迅速なリアルタイムサンプル分類をユーザーへ提供するLiveIDソフトウェアもっと読む
      生体試料中薬物濃度分析、高分子医薬品の定量で、更なる高感度を実現Xevo TQ-XSには、更なる高感度分析のために、最適化された様々なテクノロジーが搭載されており、より高感度が必要とされるバイオ医薬品やADC(抗体薬物複合体)の定量分析で、信頼性の高い結果を得ていただけます。もっと読む

      バイオマーケットjpは、ライフサイエンス研究者・バイオビジネス関係者のための会員制サイトです。

      ユーザー登録すると...

      コンテンツの全文表示・コメント投稿・各種お申し込み・ダウンロード等、

      様々なユーザー専用機能をご利用いただくことができます。

       

      ユーザー登録は1分で完了

      ユーザー登録は無料

      運営者:バイオアソシエイツ株式会社

      運営会社:バイオアソシエイツ株式会社
      •      

      登録ユーザー数
      3354人
      2019年12月11日 現在
      新メンバー
      すいすい 2019/12/11
      だれでもないひと 2019/12/11
      nekoneko 2019/12/8
      hitoshi 2019/12/6
      apobec1 2019/12/4
      かなめん 2019/12/3
      shhhd 2019/11/28
      けい 2019/11/27
      mafumi 2019/11/26
      eikipuku 2019/11/25
      Katayan 2019/11/23
      BOS2016 2019/11/23
      ks1991 2019/11/21
      ひろ 2019/11/14
      すなねずみ 2019/11/12
      38 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが ライフサイエンスレポート を参照しています。)
      登録ユーザ: 0 ゲスト: 38
      BioQuick ニュース

      BioQuick Newsは、サイエンスライターとして30年以上の豊富な経験があるマイケルD. オニールによって発行されている独立系科学ニュースメディアです。世界中の生命科学関連のニュース・トピックスをタイムリーにお届けします。BioQuick Newsは、現在160カ国以上に読者がおり、2010年から6年連続で米国APEX Award for Publication Excellenceを受賞しました。
      BioQuick is a trademark of Michael D. O'Neill.

      抗体よもやま話
      創薬よ何処へ
      バーチャル展示会