世界初、ドロップレット・デジタルPCRシステムで胎児の出生前血液検査

2015
12月 14
(月)
17:00
遺伝子研究のライフサイエンスニュース

世界初、ドロップレット・デジタルPCRシステムで胎児の出生前血液検査

胎児のRh血液型、D抗原 (RHD)、性別、遺伝性障害を判定することのできる簡単で正確で低リスクの血液検査開発研究が2015年11月号Clinical Chemistryに掲載された。

この論文は、「Fetal Sex and RHD Genotyping with Digital PCR Demonstrates Greater Sensitivity than Real-time PCR (デジタルPCRの胎児性別、RHD遺伝子判定でリアルタイムのPCRを超える感度を証明)」と題されている。この研究は、イギリスのPlymouth Hospitals NHS TrustとPlymouth Universityの共同で行われた。

NHS(National Health Service)が認めている従来の羊水穿刺は、針を用いる上にわずかながらも流産のリスク(1%)があるのに対して、このDNA検査は、コストが非常に低く、非侵襲的な検査である。新開発のこの検査は、血友病、デュシェンヌ型筋ジストロフィーなどX連鎖劣性遺伝性疾患のリスクのある母体や新生児溶血性疾患のリスクのある母体を対象に実施することができる。
また、女性が妊娠初期に初めて一般開業医や助産婦の診察を受けた時の採血を使えるため、何度も予約を取る必要もなく、時間や設備を有効に使うことができる。

 

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Webmaster  投稿日時 2015/12/15 23:33

コメントありがとうございました。
今回は翻訳者の判断で、日本語としてより自然になるように表現を原文から変えております。
ご了承いただけると幸いです。

ゲスト  投稿日時 2015/12/15 16:54

末尾の It is of course correct that the test should not only be effective but also delivered at low risk to the health of both mother and child.の訳ですが、「(妊娠に関わる)検査は、母子両者の健康にとって、効果的であるだけでなく、小さなリスクで提供されるべきであるということが、当然のことながら、正しいことなのです。」と思いました。如何でしょうか?



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