幹細胞を用いた「ペトリ皿で疾患を再現する」研究で、主要な精神障害は神経回路形成不備が原因との新たな証拠提出

2014
10月 6
(月)
17:00
再生医療/幹細胞研究のライフサイエンスニュース

幹細胞を用いた「ペトリ皿で疾患を再現する」研究で、主要な精神障害は神経回路形成不備が原因との新たな証拠提出

長年、研究者は、主要精神障害がニューロン同士をつなぐシナプスの遺伝的な原因による障害ではないかと考えていた。しかし、最近、National Institutes of Health (NIH) などの機関の援助を受けた研究チームが患者の細胞を使った研究を行い、特定遺伝子のごくまれな突然変異によって、シナプス接続に関わるいくつもの遺伝子のオン・オフが混乱させられることを実証した。NIHのNational Institute of Mental Health (NIMH) から研究資金を受けた、Johns Hopkins University, BaltimoreのHongjun Song, Ph.D.は、「この研究結果は、複雑な精神疾患の患者の脳内で遺伝的なリスク、脳発育異常、シナプス機能障害が脳の神経回路を損なう仕組みを細胞レベルで明らかにした」と述べている。Dr. Songとアメリカ、中国、日本の大学の共同研究者の研究論文が2014年8月17日付Nature誌に掲載されている。NIMHのdirector、Thomas R. Insel, M.D.は、「この研究のアプローチの仕方は、脳発育と遺伝的手がかりを結ぶモデル・ケースになる」と述べている。

 

続きを読む
ログインしてください
  •      


この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
このエントリーをはてなブックマークに追加

閲覧(4248)

バーチャル展示会:おすすめバイオ研究支援ツール



疑うことなく確信できる分離へ – 質量分析の威力を全てのお客様に ACQUITY QDa検出器は、UV検出器やPDA検出器などの光学検出と同じ感覚でご使用いただけるMS検出器です。 幅35.3cm、高さ20cmと小型サイズで、電源を入れて分析を実行するだけで質量情報を取得可能です。 従来の質量分析計では通常必要とされるサンプル毎の調整や、ユーザーによる調整が不要で分離分析の既存ワークフローを変更せず使用できます。 また、初めて使用する分析技術者でも特別なトレーニングや経験も不要で、最高品質のマススペクトルデータをルーチンで継続的に生成できます。もっと読む
運営会社:バイオアソシエイツ株式会社
  •      

登録ユーザー数
3373人
2020年01月28日 現在
新メンバー
bluez 2020/1/26
hirori 2020/1/25
bwongwoo 2020/1/23
kuromits 2020/1/21
kimiya 2020/1/17
cacao 2020/1/16
miya3 2020/1/16
おにく 2020/1/13
HiroK 2020/1/12
SHUSE 2020/1/9
はじめまして 2020/1/9
fskyk 2020/1/9
JUN TANA 2020/1/5
うまごん 2020/1/4
MJkawa 2019/12/26
44 人のユーザが現在オンラインです。 (32 人のユーザが バイオクイックニュース を参照しています。)
登録ユーザ: 0 ゲスト: 44
抗体よもやま話
質量分析屋のネタ帳
創薬よ何処へ
バーチャル展示会