Dr. Vogelstein他の研究で、がんリスクの多くが幹細胞分裂に伴う突然変異と関連。がんの3分の2は「不運」、3分の1は環境と遺伝が主因

2015
3月 16
(月)
17:00
再生医療/幹細胞研究のバイオニュース

Dr. Vogelstein他の研究で、がんリスクの多くが幹細胞分裂に伴う突然変異と関連。がんの3分の2は「不運」、3分の1は環境と遺伝が主因

Johns Hopkins Kimmel Cancer Centerの研究チームは、主として幹細胞分裂の際のランダムな突然変異を原因とするがん発症の比率を、がん発生の組織タイプすべてについて調べる統計モデルを作成した。その測定によると、すべての組織タイプで成人がんの3分の2は遺伝子のランダムな突然変異を原因としてがんが発生する「不運」であり、残り3分の1だけが環境や遺伝などの要因によるものとの結果が出た。Johns Hopkins University School of MedicineのClayton Professor of Oncology、Johns Hopkins, Ludwig CenterのCo-Director、Howard Hughes Medical InstituteのInvestigatorを兼任するBert Vogelstein, M.D.は、「がんの原因はすべて不運、環境、遺伝の3種の組み合わせによるものであり、個々のがんでその3因子がそれぞれがん発症の原因として寄与している率の数値化モデルを作成した」と述べている。

 

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シマアツシ  投稿日時 2015/4/7 11:04
同じホモサピエンスでも国や地域によって多いがんの種類が全然違っているけど、1/3の要因でホントに説明できるのだろうか。それとも各臓器の幹細胞の分裂回数は人種間でそんなに異なるのか?
masokada  投稿日時 2015/3/16 21:26
genomeの不安定性とゆらぎなんだろうけどそれを防ぐと遺伝子を傷つけて殺す抗癌剤も効かなくなるのでしょうか??
atumi  投稿日時 2015/3/16 11:11
ガン幹細胞に有効な抗がん剤の開発が必要ですね。
sandiegan  投稿日時 2015/3/16 10:39
運、不運にかかわらず、早期発見が重要ですね。


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