バイオ研究者向けLC-MS講座 「質量分析計による測定の基本はイオン化にあり:Frit-FAB編」 - 質量分析屋のネタ帳

質量分析計による測定の基本はイオン化にあり:Frit-FAB編


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  著者:  作成:2018/1/17 11:00:30

こんにちは! 質量分析屋の髙橋です。


2018年も引き続き宜しくお願いします。


今年最初の記事は前回の続き、FABイオン化を用いたLC-MSインターフェースであるFrit-FABについて書いてみます。Frit-FAについては、以下の3つのブログでかなり詳しく書いています。


ESIとFABの比較-3 


Frit-FABのあれこれ-1 


Frit-FABのあれこれ-2 


ここでは、Frit-FABに関するまとめと、この3つのブログには余り詳しく書かなかった“スタティックFAB”と“ダイナミックFAB”の違い、および、そこから派生するダイナミックFABのメリットについて書いてみます。ここで、スタティックFABとは前回解説した通常のFABのこと、ダイナミックFABとはFrit-FABのことです。


以前のブログにも書いていますが、FABを使える装置は最近ではめっきり少なくなっていて、現在日本で稼働している質量分析計の1%にも満たないと思います。ましてやFrit-FABは、FABが使える装置の中の更に数%程度でしょう。


そんな、現在質量分析計を使って仕事をしている人が殆どお目にかか...

 

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