バイオ研究者向けLC-MS講座 「質量分析計による測定の基本はイオン化にあり:FD編」 - 質量分析屋のネタ帳

質量分析計による測定の基本はイオン化にあり:FD編


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  著者:   作成:2017/9/4 19:00:31

こんにちは! 質量分析屋の髙橋です。


前々回、前回で、揮発性化合物の分析に有効なイオン化法として、EIとCIについて述べました。EIとCIは揮発性化合物に有効なので、通常GC/MSに用いられます。  


このコラムはLC/MSが中心なのに何故GC/MSのイオン化について書くのか?


と思われる方がいらっしゃるかも知れませんが、その理由は2つです。


1つ目は、EIやCIがかつてはLC/MSのイオン化法として使われたことがあったこと。パーティクルビームというLC-MSインターフェースには、EIとCIが使われていました。2つ目は、EIは質量分析のイオン化の歴史の中でも最も歴史が深く、そもそもEIやCIが開発されたのはGC/MSが開発される前であるということです。質量分析における測定の基本はイオン化にありますから、質量分析を行うにあたり現存するイオン化法については一通り知っておく必要があると思います。  


また、EIやCIは揮発性化合物に有効であると述べましたが、そもそも未知試料の場合、含有成分が揮発性か否かについては不明であることが殆どです。如何に多くのイオン化法について知識と経験をもっているか、あるイオン化法を用いて得られた 

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