バイオ研究者向けLC-MS講座 「自己紹介」 - 質量分析屋のネタ帳

自己紹介


トップ  >  自己紹介

  著者:  作成:2016/4/19 10:34:50

はじめまして。質量分析屋こと、エムエス・ソリューションズの髙橋 豊です。このコーナーで、バイオ研究者向けの{{LC-MS}}に関する話題を提供していくことになりました。
私が{{質量分析}}({{mass spectrometry}}, MS)に出会ったのは、1986年、群馬工業高等専門学校の5年生、卒業研究で田島進先生の研究室に配属になった時でした。
当時、田島研には日立製作所製の磁場型MS装置が何台かありましたが、お金のない研究室だったので新品の装置は皆無で、全て企業や大学で廃棄される装置を輸送費だけ払って譲り受けていました。
磁場型MS装置は大きいので、そのままでは運べません。
何分割かに解体して運びます。メーカーのエンジニアの方に組み立てや調整をお願いするお金はないので、自分達で組み立てから調整まで全て行います。そのようにして使えるようになった装置を用いて行った私の研究テーマは、“種々の前駆体イオンから生じるm/z 74イオンの構造”でした。有機イオンのフラグメンテーション解析が主であり、この時の経験は今の仕事に大いに役立っています。

高専卒業後は群馬大学工学部の3年に編入し、4年から修士まで有機ケイ素化合物の合成を主に行う研...

 

続きを読む
ログインしてください
  •      

この記事が役に立つたらぜひシェアしてください!
このエントリーをはてなブックマークに追加

投票数:41平均点:5.12
  •   »  自己紹介(2016-4-19)

  • 質量分析計におけるキャリブレーションの重要性
    こんにちは。質量分析屋の高橋です! 初回は、 質量分析計 (MS装置)における キャリブレーション の話です。 MS装置の キャリブレーション とは、MSで得られるマススペクトルの横軸…続きを読む (2016-5-18)  
  • マススペクトルから何がわかる?
    マススペクトルは質量分析によって得られる最も基本的なデータであり、縦軸を信号強度、横軸を m/z で表した二次元表示です( mとz はそれぞれイタリック体で表記)。 ここで、 m はイオンの質量…続きを読む (2016-6-1)  
  • m/z とは?
    こんにちは! 質量分析屋の髙橋です。 第一回目、第二回目共に、マススペクトルの横軸である m/z について触れています。今回は、このことについて、もう少し掘り下げて考えてみます。 日本質量分析…続きを読む (2016-6-15)  
  • MSで得られる質量情報について
    こんにちは。質量分析屋の高橋です。二回目の「マススペクトルから何がわかる?」で、“質量分析では分子の質量情報が得られる”と書きました。 “質量分析で得られるのは分子量情報ではないのか?”と思われ…続きを読む (2016-7-6)  

おすすめ製品・サービス

数万のシングルセルに対し数百の遺伝子を同時解析BD社のBD Genomicsグループは、独自のMolecular Indexingテクノロジーを基本に、シングルセル解析システム " Rhapsody "を開発しました。このシングルセル解析システムは、数万のシングルセルをキャプチャーし、数百に上る標的遺伝子に対して個々の発現をデジタル定量化することが可能です。分離されたシングルセルのQC ( シングルセルである事の確認や、生細胞と死細胞の区別 )を行い、Molecular Indexing技術により、低コスト・高効率・高精度・高スループットでNGS解析用ライブラリーを作成します。しかも、ライブラリーは数百もの標的遺伝子に絞っているため、シーケンスコストも大幅に削減できます。 もっと読む
生体試料中薬物濃度分析、高分子医薬品の定量で、更なる高感度を実現Xevo TQ-XSには、更なる高感度分析のために、最適化された様々なテクノロジーが搭載されており、より高感度が必要とされるバイオ医薬品やADC(抗体薬物複合体)の定量分析で、信頼性の高い結果を得ていただけます。もっと読む
チャージバリアント分析を大きく改善する新カラム チャージバリアント分析には、分離の難しさ、長時間の分析、短いカラム寿命など多くの問題が存在します。ウォーターズは、昨年発表したタンパク質向け逆相カラムBioResolve RP mAb Polyphenylに引き続き、イオン交換においても現状の分析を大きく改善する新カラムを開発しました。もっと読む
運営会社:バイオアソシエイツ株式会社

バイオマーケットjpは、ライフサイエンス研究者・バイオビジネス関係者のための会員制サイトです。

ユーザー登録すると...

コンテンツの全文表示・コメント投稿・各種お申し込み・ダウンロード等、

様々なユーザー専用機能をご利用いただくことができます。

 

ユーザー登録は1分で完了

ユーザー登録は無料

運営者:バイオアソシエイツ株式会社

質量分析屋のネタ帳
  • 髙橋 豊
    質量分析に関する技術コンサルティングを提供するエムエス・ソリューションズ株式会社 髙橋 豊 氏によるLC-MS講座です。 バイオ研究者向けにLC-MSに関する様々な話題やLC-MSの操作で注意すべき点などを分かりやすくご紹介します。

にほんブログ村 科学ブログ 生命科学へ
  •      

登録ユーザー数
3205人
2019年04月26日 現在
新メンバー
tymhi 2019/4/25
aitos 2019/4/25
shinco 2019/4/24
SimoQ 2019/4/23
acoco 2019/4/23
Ryuji120 2019/4/22
賀来さん 2019/4/22
nakayan 2019/4/22
ken001 2019/4/21
nkknkk 2019/4/21
Araiguma 2019/4/19
フジ 2019/4/19
kimura 2019/4/19
sakurai 2019/4/19
fujioka. 2019/4/18
22 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが 質量分析屋のネタ帳 を参照しています。)
登録ユーザ: 0 ゲスト: 22
BioQuick ニュース

BioQuick Newsは、サイエンスライターとして30年以上の豊富な経験があるマイケルD. オニールによって発行されている独立系科学ニュースメディアです。世界中の生命科学関連のニュース・トピックスをタイムリーにお届けします。BioQuick Newsは、現在160カ国以上に読者がおり、2010年から6年連続で米国APEX Award for Publication Excellenceを受賞しました。
BioQuick is a trademark of Michael D. O'Neill.

抗体よもやま話
創薬よ何処へ

 

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
バイオマーケットjpのコンテンツは クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。引用される場合は出典元リンクの記載をお願いします。