
2020年の晩秋から初冬、一年前には全く予想していなかったことですが、人々の思考領域は極度に偏っています。私も、抗体に関わるおもしろそうな話題を考えようと努力をしているのですが、どうしても同じところに行きついてしまいます。ちょうど今、Covid-19のワクチンは、臨床試験で有効性が確認されて実用しようという時期です。 脅威を身近にしている方々は、ワクチンを心待ちにしていて、すぐにでも投与してほしいと願っているようです。 私個人的には、ワクチンはいらないです。そして、家族をはじめ、親しい人にも接種を見送るように言います。あまり関係ない人に対しては、「ワクチンうったら良いですよ」と。放っておいてもワクチンを接種する人口は莫大な数になるでしょう。限られた集団での臨床試験をクリアしても、安全性が十分に確認されたわけではありません。ましてや、このCovid-19は、症状も多様で後遺症についても報告されています。投与後のデータを精査すべきです。
ワクチンで身を守るよりも、まずはかからないようにすることが大事です。それには、保因者と接触しないことが重要です。特に危険なのは、保因者が発症したときです。発症しつつある保...