抗体書籍の著者による抗体基礎知識 「イムノブロットあれこれ、その 1、大量に電気泳動すればいいってもんじゃない」 - 抗体よもやま話

イムノブロットあれこれ、その 1、大量に電気泳動すればいいってもんじゃない


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  著者:  作成:2016/8/25 17:00:55

大海 忍

電気泳動で分離した生体高分子をニトロセルロース、ナイロン、テフロンなどを担体とする膜に転写することをブロッティングと呼びますが、たんぱく質の転写にはウエスタンブロッティングという通称があります。たんぱく質の電気泳動は、ポリアクリルアミドを支持体とするゲルでおこなうことが多く、転写も電気的に移すエレクトロブロッティングになります。

たんぱく質用のブロッティング膜としては、昔はニトロセルロース膜が使われましたが、いまは強度や吸着量に優れた、テプロン系の PVDF(ポリビニリデンジフルオリド) 膜が主流です。
そして、たんぱく質をブロッティングした膜に抗体をかけて、特定の抗原を抗体で染める技術がイムノブロッティングというわけです。たんぱく質の電気泳動には、ドデシル硫酸ナトリウムを含む SDS-PAGE が手軽なので多用されます。
SDS-PAGE は、たんぱく質分子をポリペプチド鎖の長さとおおよそ相関した移動度で分離します。すなわち、長鎖のポリペプチドは遅く移動し、短い分子はゲルの先端近くへ早く動いていきます。このように分子サイズにしたがって分離した泳動パターンがそのまま膜に転写されるので、抗体の評価をおこなうに...

 

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投票数:41平均点:2.93
sandiegan  投稿日時 2016/9/8 11:38

もしかして、抜けてしまっているんじゃないかと心配し2枚重ねでブロッティングした記憶がありますよ(30年以上前)

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