抗体書籍の著者による抗体基礎知識 「素朴な疑問」 - 抗体よもやま話

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  著者:  作成:2015/7/17 10:00:00

大海 忍

抗体って教科書や辞典で調べると例外なく、外来抗原に対して産生される抗原結合たんぱく質というように説明があります。それでは、血液中に存在する抗体=免疫グロブリンは何に結合するのでしょうか。血漿たんぱく質でもっとも多いのはアルブミンですが、免疫グロブリン(抗体)もその数分の一は普通に存在しています。


試薬メーカーのカタログで「ノーマル igG」で検索するとでてくるたんぱく質のことです。何にもくっつかないから「ノーマル IgG」というのかもしれませんが、ちょっと妙ですね。


結合の強さの基準値を考えると、ほんとうは何かに弱く結合するのかもしれないし。これだけの濃度が血中にあるということは血液のメンテナンスをしているような気もします。


それなら誰それが研究している、こんな話きいたことがあるとか、もしご存知でしたら何でも結構です、教えてください。

 

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atsushi_takayanagi  投稿日時 2015/12/15 12:32

>免疫グロブリン製剤は、想定される病気に応じて各種抗体を配合したカクテル
特定抗原で免疫していない正常人血由来の免疫グロブリン製剤もありますね。
 教科書的には「超可変部に対する抗体:抗イディオタイプ抗体が結合し、さらに抗イディオタイプ抗体に対する抗体が結合していき、これが無限に続く。これが免疫ネットワークである。」という説明がありますが、これが何をしているのでしょうか?感染等で出来すぎた抗体を減らす役割=抗体タンパクの恒常性の維持?でしょうか。

ohmiS  投稿日時 2015/12/14 14:18

割合についてはちょっとわからないですが、免疫グロブリン製剤は、想定される病気に応じて各種抗体を配合したカクテルなので、本当は一人ひとりの患者さんの症状に特化したオーダーメイドが望ましいのでしょう。


引用:


atsushi_takayanagiさんは書きました:
免疫グロブリン製剤の適応、例えば
http://www.ketsukyo.or.jp/plasma/globulin/glo_07_01.html#headarea
などから考えると、感染症に備えている抗体や自己免疫疾患を起こす抗体に対する?抗体は、含まれているようですね。でもどれくらいの割合なのでしょうか?

atsushi_takayanagi  投稿日時 2015/12/12 12:30

免疫グロブリン製剤の適応、例えば
http://www.ketsukyo.or.jp/plasma/globulin/glo_07_01.html#headarea
などから考えると、感染症に備えている抗体や自己免疫疾患を起こす抗体に対する?抗体は、含まれているようですね。でもどれくらいの割合なのでしょうか?

ohmiS  投稿日時 2015/8/6 15:20

抗体分子の定常領域から炎症時にペプチドがプロセッシングされて、それが遊走因子としての機能をもつ話、たいへん興味深いです。抗体に限らず一定量存在するたんぱく質がプロテアーゼによる限定分解をうけて低分子化し、そのペプチドが新しい機能をもつようになることがあります。実験的には、質量分析計などによるペプチドの発見、合成ペプチドを使った機能解析、プロセッシング酵素の探索とin vivoでの検証というステップを踏んで完成すると考えられます。

sandiegan  投稿日時 2015/8/6 11:10

抗体のFc部分が炎症の際に分解され、炎症性細胞の遊走因子として作用する。この場合Fabは無関係で、IgGが遊走因子の前駆体である。
というような話を聞いたことがあります。



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