ソルナックチューブ LC/MS用オンライン脱塩チューブ
ソルナック チューブの使用例 【CFANを用いたリン酸塩緩衝液でのLC/MS測定】 UVクロマトグラフの時間軸に沿った形で、トータルイオン電流(TIC)クロマトグラフ及び抽出イオンクロマトグラフが得られます。 【OOANを用いたNa付加イオンの除去】
今回は最近盛んになっている抗体や免疫製剤における診断マーカーの重要性について話したいと思います。
例えば夢の抗がん剤と言われた癌免疫治療薬のオブジーボでも、効果のある患者は2~3割であるが、診断マーカーが無いために7割強の効かない患者にも使用していて、健康保険財政を圧迫しています。更に、抗体薬で乳がんの特効薬と言われたハーセプチンも、診断マーカーはHAR2タンパクに陽性のチェックで陽性の場合に使用することになっていますが、陽性の患者の3割強は効かないことが報告されています。