質量分析計による測定の基本はイオン化にあり:EI編 - バイオマーケットjp

質量分析計による測定の基本はイオン化にあり:EI編


質量分析屋のネタ帳  >  質量分析計による測定の基本はイオン化にあり:EI編

  著者:  作成:2017/5/31 18:00:19

こんにちは! 質量分析屋の髙橋です。  


“質量分析”は、日本質量分析学会のマススペクトロメトリー関係用語集によると以下のように定義されています1)。


「質量分析計(mass spectrometer)と質量分析器(mass spectrograph)、およびそれらの装置を用いて得られる結果に関するすべてを扱う科学の一分野。」  ピンと来ない部分もある定義ですが、要は“データの解釈”という部分にフォーカスされていて、“データを得る”という部分すなわち“測定”は含まれていないような印象を受けます。しかし、私は、“測定”の部分も当然“質量分析”に含まれて然るべきだと考えます。

 

“質量分析”の基礎・基本で重要なのは、何といってもマススペクトルの解釈であり、特に高分解能マススペクトルの解釈について今まで何度かにわたって書いてきました。今回から数回は、“測定”にフォーカスしてネタを書いてみます。  

質量分析計による測定の基本はイオン化にあります。

 

質量分析は、気相イオンを分析(測定&データ解析)する科学です。今ここに、質量分析したい試料(含有成分)がある時、先ず考えなければならないことは、その試料(...

 

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